たのしい3ds Max -わくわく建築CG-

とりあえず制作してみる ①オブジェクトの作成と修正&カメラを配置

(インターフェイスの確認、ビューからフィジカルカメラを作成)

インターフェイスの説明をしながら、ティーポットとテーブルを作成して、フィジカルカメラを配置する方法をご紹介します。




楽しい3ds Max-わくわく建築CG-、第1回目はとりあえず制作してみるです。
オブジェクトの作成と修正、そして最後にはカメラを置いてみたいと思います。
このチュートリアル動画では本当にとりあえず制作してみますので、インターフェースや基本操作などより詳しく知りたい方はやさしい3ds Max -はじめての建築CG-の方も合わせてご覧ください。

では先に最終のイメージを紹介しておきますね。
チョコレートを作ってレンダリングまでしたいと思います。

まず3ds Maxを開きますとこのような画面になっております。
上がメニューバーというものになりまして、ファイルの読み込みとか保存というのがこちらにあります。

先にチェックして欲しい設定が1つあります。
カスタマイズの中の単位設定。
こちらは初期設定ではメートルになっておりますが、私は建築図面で多いミリメートルにしております。

他にも設定がありますので見てみたいと思います。
カスタマイズの中の基本設定、こちらクリックしてください。
すると一般のところにもいろいろとありますが、「ファイル」をクリックします。
そしてバックアップの数ですね、こちら10個もいらないわーっていう方は少なくしてみたり、あと感覚ですね、15分おきに保存する、もっと待てるって方は30分とかにするといいと思います。

次は早速作ってみたいと思います。
ビューの説明をしますと、クリックしますと黄色い枠が出てアクティブなビューになります。
トップビュー、フロントビューとかパースビューという風になりますので、オブジェクトを作って説明してみたいと思います。

右上を見てください。
この+ボタンを押しますと作成パネルといいまして、オブジェクトを作ることができます。

標準プリミティブの中のティーポットを今回作ってみたいと思います。
まず、パースビューですね。
1点クリックしてそのままグーッとマウスを押さえて、で離します。
はい、ティーポットがあっという間に完成しました。

今度はティーポットを修正してみたいと思います。
選択をしますと白くなりまして、作成パネルの隣の修正パネル、ここで半径の値を変えてみたいと思います。
60mmと入れてください。
12cmでちっちゃくなっちゃいましたね。
はい、これはティーポットのサイズがおかしいのではなくて、画面サイズですね、こちらを全ビューポートに合わせてみたいと思います。
画面の右下にはビューポート関係のボタンが揃っております。
そしてこのティーポット、左クリックを押しながらグリグリ回しますと、好きな方向から見ることができます。

あとおすすめなのがこのパースというところから正投影図ですね。
こちらはショートカットではUキーになります。

それでは今度はレイヤーについて説明したいと思います。
まずティーポットを選択してください。
そして左ですね、こちらを見てもらいますとレイヤーという部分なんですが、プラスボタンを押しますと、今レイヤー001にティーポットが入りました。

もう一つ私のおすすめです。
カスタマイズの基本設定、一般の中の、規定値でレイヤー別に新規ノードを作成、ここをチェックしてください。
するとレイヤーの中に入れたオブジェクトは同じワイヤーフレームの色になりますので、目がチカチカしなくてとてもやりやすいと思います。

では今度は丸いテーブルをトップビューで作ってみたいと思います。
作成パネルの中から円柱というボタンを押してください。
そしてエッジと中心があるので、中心からやってみたいと思います。
左クリックを押して、ずーっとドラッグしてください。
そして今度は上下に動かしますと、マイナスで下に下げてみてください。
次に修正パネルを開きます。
直径60cmの円卓にしたいので半径を300と入れてください。
そして高さですね。
-2下げたので-50と入れます。
5cm。
トップビューを見ますと円がカクカクしてますね。
もう少し滑らかにしたいので側面の数値を上げてみたいと思います。

最後にカメラを作ります。
パースビューのところから白いボックスですね、これをグリグリやりまして自分の中の好みのアングルを作ってください。
チョコレートを置くことを想像しながらですね。
でポイントとしては、今パースビューにアクティブになっているというところです。
そしてビューのところからビューからフィジカルカメラを作成というボタンを押します。
ぽん!あら不思議、もうできちゃいました。
そして今レイヤー002の中にカメラが入っておりますので+ボタンを押してカメラを押すとレイヤー2からピコッと移動することができます。
レイヤー名は日本語でも大丈夫です。
ちゃんと整理しておきますと後で楽です。
あ、ごめんなさい、英語で入れちゃいました。
カメラという風に入れておいたので、あと他のやつは私も宿題で直しておきたいと思います。

それではここで終わりにしたいと思います。
楽しい3ds Max - わくわく建築CG - をご覧いただきありがとうございました。

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高畑 真澄

高畑 真澄

CGデザイナー、VisualCreator。パース会社での勤務を経て独立。2017年建築ビジュアライゼーション業界への貢献を目的に教育活動をスタート。「世界で一番やさしい3ds Max建築CGパースの教科書」執筆。

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