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たのしい3ds Max -わくわく建築CG-
カメラってそんなに大事なのね ①失敗するには理由がある
(フィジカルカメラを配置する順番、環境や太陽との関係性)
環境のフィジカルカメラ露出制御の露出値を変更して、レンダリングをします。
たのしい3ds Max -わくわく建築CG-、カメラってそんなに大事なのね、の1回目は、失敗するには理由がある、です。
今回の動画は3ds Maxの初心者の方に最初にいつも教えてることです。
初歩的なカメラの設定とアングルの出し方でわからない方は、やさしい3ds Max初めての建築CGの方も合わせてご覧ください。
では始めたいと思います。
前回までの動画を見てくださった方は、モデリングができてるので次何するっ?ていうところですよね。
カメラを置くのか、マテリアルで色をつけるのか、ライトで光を入れるのか、というところです。
どれをやっても大丈夫です。
ただ先にレンダラーをどうするかということを決めてください。
今回はArnoldにします。
レンダラーを何にするかによって何を置くかが変わってくるんですね。
その何って部分はカメラ1つでも、フィジカルカメラなのか何カメラなのか、っていうところですね。
今ちょっとレンダリングしてみます。
ティーポットとサンポジショナとフィジカルカメラがあるんですけども、それをレンダリングしたら真っ黒になりました。
こうなると慌ててしまいますよね。
場合によっては真っ白になることもあります。
まずは慌てないで落ち着いて3ds Maxの仕組みをちょっと理解してみましょう。
今カメラとティーポットがあって、レンダリングをしてみます。
するとこういう風になりました。
今お見せしたのはティーポットとカメラのみでライトは入っていません。
そして真ん中の白飛びした画像と右の画像はライトが入ってるんですけども、置いてる順番が違うだけなんですね。
レンダリング押しただけなのに何かが違います。
今ティーポットだけがあります。
レンダリングの環境を見てみますと、何も設定していないので、カラーマップもなしだし、露出制御もなしの状態です。
この状態で作成パネルのカメラ、そこでフィジカルというボタンだけを押してみます。
ボタンだけを押したのに、露出制御が自動的に変わります。
カメラ置いてないんですよ、もう1回いきますね。
赤枠見といてくださいね。
ピ!露出制御がなしから、フィジカルカメラ露出制御になりました。
では、フィジカルカメラを置いてみます。
フィジカルカメラ露出制御とは別に、このチェック、可能な場合はほにゃらら、っていうところは後で説明しますね。
では先ほどのカメラのところのフィジカルカメラではなく、ビューからカメラを作った場合どうなるかを見てみたいと思います。
ビューのところから、ビューからフィジカルカメラを作成、このボタンをします。
するとこれは変わってないです。
露出制御なしからもちろん変更することも可能です。
フィジカルカメラ露出制御を選択します。
こんな風にカメラを配置すると自動的に変わることと、変わらないことがあります。
じゃあ最初に何をすればいい?カメラ?環境?それとも太陽?というところを検証してみたいと思います。
ではまず1番目に、サンポジショナという、太陽を置くやり方からやってみます。
カメラを配置する前にトップビューでサンポジショナの太陽を配置します。
北をどっちにしよっかな、上にしよっかな、っていう感じではい、置いてみます。
すると露出制御のところ、変わりましたね。
フィジカルカメラ露出制御が配置されました。
今度はまた始めからやります。
カメラがない状態で環境マップにフィジカルサン&スカイ環境というのを入れてみますね。
はい、こちら貼られました。
そして露出制御はない状態でサンポジショナ対応を配置してみます。
またトップビューで北は同じ方向にしますね。
上にして、はい、で太陽を置きました。
そうしましたら、じゃビューからフィジカルカメラを作成しますね。
で今露出制御はない状態で、それでレンダリングをかけてみます。
はい、今こんな感じです。
では露出制御なしをフィジカルカメラ露出制御に変更して、レンダリングをかけてみます。
はい、同ような状態ですね。
それではちょっとまとめたのを紹介します。
上にあるのはレンダリング画像になりまして、置く順番を変えてみました。
で黄色い枠のところはサンポジショナ太陽を置いた時に、自然にフィジカルサン&スカイ環境がつくやつですね。
こんな感じで順番を変えてシンプルにレンダリングしただけで、結果は変わります。
真っ黒のレンダリング画像はサンポジショナ対応があるんですけども、環境のマップがオフになってるんですね。
はい、大丈夫ですよ、安心してください。
楽しく3ds Maxを触っていただきたいので、解決策をご紹介します。
まずは1つ目のやり方です。
さっきほにゃららって言ってた可能な場合は、フィジカルカメラコントロールを使用のチェックを外してみます。
でここでちょっと1回レンダリングしてみましょうか。
はい、白飛びしてますね。
それではグローバル露出、ここが今6.0EVというのが初期設定になってるので、では、じゃ15とかにしてみます。
あ、なんか変わった感じしません。
じゃあレンダリングしてみますよ。
はい、白飛びしてなくていい感じですね。
ではもう1つのやり方は、別のルートから見るみたいな感じですかね。
1番最初に、じゃサンポジショナを置いてみます。
北を、じゃあまた上の方に向けて配置してみますね。
すると露出制御が変わってます。
そしてこの注目、この赤枠ですね、前もってチェックが外れて15というEVになってるんですね。
じゃカメラをけました。
はい、レンダリングしてみます。
はい、できました。
モヤモヤは解決してから次に行きたいですよね。
お役に立ててれば嬉しいです。
たのしい3ds Max -わくわく建築CG-をご覧いただきありがとうございました。
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*上記価格は年間契約の場合の1ヶ月あたりのオートデスク希望小売価格(税込)です。