たのしい3ds Max -わくわく建築CG-

カメラってそんなに大事なのね ③シーンコンバーターでカメラを変換

(Revitで配置したフリーカメラ、VRayPhysicalCameraをフィジカルカメラにする)

Arnoldのプリセットや、新規のプリセットを作成してシーンを変換します。




たのしい3ds Max -わくわく建築CG-、カメラってそんなに大事なのね、の最後の3番目は、新コンバーターでカメラを変換です。

では今日はもう1人の私を呼んでみたいと思います。
こんにちは、僕こだわって作ったアングルがあるからちゃんと引き継いでね。
はい、では私がそのお望みを叶えてあげたいと思います。
どういうことかと言いますと、例えばRevitデータで作ったカメラをMaxで取り込んだ時そのカメラがちゃんと見えてるといいですよね。
そのやり方を紹介します。

まずは分かりやすいティーポットで、これフリーカメラになっております。
このフリーカメラをフィジカルカメラに変えたいんですけども、レンダリングの中のシーンコンバータ、これをクリックしてください。
そうするとオプションという風に最初なってるので、エディタというタブにして、そしてここにカメラというのがあります。
でカメラ、このフリーカメラをフィジカルカメラにする、みたいなことなんですね。

はい、では、シーンを変換ボタン押してみます。
はい、あっという間に完了しました。

それではカメラを触ってみたいと思います。
はい、見てください、フィジカルカメラになっております。
で、いつもの使い勝手がいいように、例えばターゲットにチェックを入れてみます。

では僕のRevitデータのカメラ見といてね、て言われたらまずRevitで読み込んだカメラ確認するとフリーカメラになっております。
私はフィジカルカメラが好きなんだけどなって思ったらレンダリングの中の新コンバーターですね、こちら今回ちょっと見て欲しいところ。
この現在のプリセットというところがあってArnoldでレンダリングしたいと思います。
他にもありますのでまずはArnoldのプリセット。
で変換ルールですね、カメラ以外にも例えばマテリアルがAutodeskマテリアルからフィジカルマテリアルみたいなのがこうプリセットであります。

それではフィジカルカメラに変更したいのでこのまんまプリセットで、じゃ全部、シーンを変換、というボタンを押してみましょう。
はいこちらカメラ以外も変わってるんですけども、まずは、じゃちょっと見てみますね。
でカメラを1回クリックします。
はい、フィジカルカメラに変換されてますね。
でさっきみたいにターゲットとか置くと分かりやすいかと思います。
じゃ、このカメラこだわったカメラ見てみようと思って、カメラ触ってCボタン、なんだ対したアングルじゃないですね、みたいな。

今度はV-rayのカメラを変換したいと思います。
V-rayはプラグインですので自分が持ってない場合とか、そういった時にカメラをフィジカルカメラに変えたいとか、様々なシチュエーションがあると思うんですね。
私は今このレンダラーでV-ray持ってるんですけども、じゃ持ってないという状況にしてみましょう。
それではカメラ、また確認してみますね。
選択して修正パネルで見てみます。
VRayPhysicalCameraという風になっています。
ではそのカメラを変換したいと思います。
レンダリングのシーンコンバータで今度は新規のプリセットを作ってみたいと思います。
この歯車を押して、そうですね、名前をじゃあわくわくと、wakuwakuでもいいですよ。
はい、オッケーします。

次にレンダラーの変更先ですね、こちら、こちらをArnoldにします。
そして先ほどのカメラを変更したいのでVray Physical CameraをPhysical Cameraに、そしてルールを追加。
この後ですね、先ほどの、じゃカメラを選択します。
今ライト選択しちゃった。
はい、カメラを選択して、そして、選択したオブジェクトのみに適用、そしてシーンを変換です。
さぁどうなってますかね。
カメラ、クリックして修正パネルを見てみます。
するとフィジカルカメラになっております。
で先ほどのわくわくというプリセット、こちらを保存しておきたいと思いますのでこのボタンを押してください。
せっかくのデータは是非変換して引き継いでみてくださいね。

たのしい3ds Max -わくわく建築CG-をご覧いただきありがとうございました。

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高畑 真澄

高畑 真澄

CGデザイナー、VisualCreator。パース会社での勤務を経て独立。2017年建築ビジュアライゼーション業界への貢献を目的に教育活動をスタート。「世界で一番やさしい3ds Max建築CGパースの教科書」執筆。

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