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Start@Maya〜Maya で 3DCG をはじめよう〜
22. アニメーション アニメーションの基本
アニメーションの基本概念と、キーフレームを作成していく手順を解説します。
こんにちは。
このビデオではアニメーションの基本概念と、キーフレームを作成していく手順を解説します。
アニメーションとは、複数の絵を高速で切り替え、絵が動いて見えるようにすることです。
この絵が1秒間に何枚切り替わるかを示すのが「フレームレート」といいます。
「フレームレート」は「fps」という単位で表します。
「フレームレート」があがるほど、アニメーションが滑らかに動いて見えるようになります。
MAYAでは「キーフレーム」というポーズを作成し、間を埋めていくことでアニメーションを作成できます。
30fpsですと1秒当たり30枚の絵が必要になりますが、すべての絵を自分で作成するわけではなく、キーフレームとキーフレームの間のポーズをソフトが計算して補間してくれます。
では実際にやってみましょう。
まずタイムスライダの右側のこちらで「フレームレート」を設定します。ここでは30fpsにします。
シェルフから球体を作成して、キーを打って行きます。
オブジェクトを選択した状態で[S]キーを押すと、チャネルの項目すべてにキーを打つことができます。
移動、回転、スケールに個別でキーを打ちたい場合は、それぞれ[Shift]と[W]キー、[Shift]と[E]キー、 [Shift]と[R]キーで打つことができます。
指定した項目だけキーを打ちたい場合は、チャネルを選択し、チャネルボックスの上で右クリック > 選択項目のキー設定で打つことができます。
キーを打つと、タイムスライダに赤い線が追加されます。
この赤い線がキーで、線の位置がキーが打たれたフレームを表示しています。
現在のフレームにキーが打たれていると、チャネルボックスが赤く表示されます。
チャネルボックスが薄い赤になっている場合は、現在フレームではないフレームにキーが打たれている、という表示です。
こちらのアイコンで「オートキー」を有効にすると、動かしたチャネルに自動でキーを打つことができます。
2か所にキーを作成したので、タイムスライダをドラッグして動かして見ます。
キーとキーの間が補間されて動いているのがわかると思います。
キーの削除は、チャネルボックスを右クリック > 選択項目の削除で、
現在フレームのキーだけを削除したい場合は、タイムスライダ上で右クリック > 削除、で実行できます。
では作成したアニメーションをこちらのアイコン、または[Alt]と[V]キーで再生してみましょう。
シーンが軽いと、このようにとても速く再生されます。
実際のスピードで再生したいので、プリファレンスから「再生」の設定を変えてみましょう。
再生スピードを「すべてのフレームを再生」から「30fps x 1」に変更します。
これで正しい速度で再生されました。
ウィンドウ > アニメーションエディタからグラフエディタを開くと、キーフレーム間の補間の状態をグラフで確認、編集ができます。
ハンドルを動かしてアニメーションに緩急をつけてみましょう。
またこちらのアイコンでカーブをリニアに変更もできます。
アニメーションの基本ついての説明は以上になります。
次回はキャラクターを動かしてみましょう.
データダウンロード
動画内で使用しているキャラクターデータを配布いたします。皆様の学習の手助けとなれば幸いです。
※Mayaシーンデータの作成には「Maya 2020」を使用しております。
・ダウンロードしたデータは学習用として個人で使用することができます。
・各種ネットワークやメディアを用いてデータ(改変前及び改変後)を2次配布することは、営利目的、個人使用に関わらず禁止いたします。
・非営利目的の場合に限り、本データ(改変前及び改変後)を使用した制作物(静止画、動画等)を各種ネットワークやメディアを通して公開することができます。
あくまで自己責任においての使用をお願いいたします。
https://jetstudio.jp/
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*上記価格は年間契約の場合の1ヶ月あたりのオートデスク希望小売価格(税込)です。