PostWorks社
デジタルインターメディエイトのツールとワークフローを、ブロードキャストとスタジオマスタリングで活用
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PostWorks Los Angeles 、Autodesk SmokeおよびAutodesk Lustre を採用し、デジタルインターメディエイトのツールとワークフローを、ブロードキャストとスタジオマスタリングで活用
概要
ニューヨークで定評のある PostWorks 社はロサンゼルスへと拠点を増やしましたが、それは単なる事業拡大ではありませんでした。新しく設立された PostWorks LA では現在、南カリフォルニアに 2 つのファシリティが完成しようとしていますが、すでに Autodesk® Smoke® と Autodesk® Lustre® が重要な役割を担うユニークなワークフローが導入されています。 PostWorks 社では、高度な専門性を備えるデジタルインターメディエイト(DI)ワークフロープロセスを、より幅広いクライアントに提供したいと考えています。データセントリックな未来を見据えたテクノロジーを積極的に活用しながら、さらに最先端の手法を映画業界、テレビ業界にもたらそうとしているのです。
セットアップ
PostWorks LA のシニアバイスプレジデント Marco Bario 氏は次のように述べています。「当社は今、まったく新しいワークフローを構築しようとしています。この DI ワークフローが、今後市場の進んでいく方向だと確信したのです。 Smoke と Lustre のコンカレントワークフローの活用は当然の選択でした。基本的にはあらゆるクライアントに DI ワークフローを提供していきたいと考えており、特に放送やスタジオマスタリングに導入したいと思っています。このワークフローなら、さまざまな分野で活用でき、その要件を満たすことができます。まさに未来の姿だと言えるでしょう。」
現在は、コンフォーム用の Autodesk Smoke が2 台、カラーコレクション用のAutodesk Lustre が3 台、そして200 テラバイト以上の SAN ストレージという構成で、SAN に非圧縮フレームを保存して Smoke と Lustre で利用できるようにしています。この構成により、デリバリーの直前まで映像を変更、調整可能な柔軟性が実現します。
さらに、PostWorks LA の全ての Lustre に 16 ノードの Autodesk® Incinerator® が装備されているため、特に複雑なカラーコレクションを担う Autodesk Lustre にリアルタイムのパフォーマンスとインタラクティビティがもたらされます。このコンビネーションは、PostWorks 社のカラーリスト Pankaj Bajpai 氏や、そのクライアントにも大変喜ばれています。
「当社のワークフローは、驚異的なスピードを実現しました。」と Bajpai 氏は熱く語ります。「Incinerator レンダーノードのおかげで、クライアントと話し合いながらリアルタイムに変更を加えることができます。クライアントからどんな要望を出されても、すぐに対応して満足してもらえるのです。」
オートデスク製品を活用した PostWorks 社のワークフローは、いくつかの放送プロジェクトとスタジオリマスターで高い評価を受けてきましたが、HBO の異色のドラマシリーズ「In Treatment」のコンフォームとカラーコレクションの仕事では、その真価が問われることになりました。
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