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PostWorks社 
デジタルインターメディエイトのツールとワークフローを、ブロードキャストとスタジオマスタリングで活用

PostWorks社 デジタルインターメディエイトのツールとワークフローを、ブロードキャストとスタジオマスタリングで活用
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「In Treatment」での挑戦

以前 HBO のドラマ「Carnivàle」のスタッフでもあった PostWorks 社のカラーリスト Bajpai 氏は、今回同局のドラマ「In Treatment」(監督:ロドリゴ・ガルシア)の制作に参加しました。俳優のガブリエル・バーンが自らも問題を抱えるサイコセラピスト役で主演、1 話 30 分・全 43 話の連続ドラマで、9 週間にわたって毎日(月~金)放送されました。主演のセラピストが月曜から木曜まで曜日ごとに異なる 4 人の患者を診療し、金曜日はセラピスト自身にフォーカスするという構成です。このユニークなコンセプトによって、PostWorks LA のチームはさまざまな挑戦に立ち向かいました。

PostWorks 社ではシリーズの HDCAM 映像を SAN に取り込んだ後、非圧縮データ上ですべてのコンフォーム作業とカラーコレクションを行いました。Autodesk Lustre と Autodesk Smoke で SAN にあるソースデータを共有し、両システム間でメタデータを扱うことで、リビジョン管理、バージョン管理、カラーコレクションのスピードと柔軟性が大幅に向上すると同時に、データを複製することなく、最高の画像品質を維持することができました。

「In Treatment」の 4 人の撮影監督と作業する中で、メタデータに自由に変更を加えられるように共有化しておくことは、クリエイティブなプロセスに不可欠であることが実証されました。リールの冒頭部分のレンダリングが行われていても、Bajpai 氏はクライアントの提案に従いリールのエンド部分のルックを修正することができました。クライアントとともに迅速かつ効率的に変更を加えて確認したり、他の回を参照するだけで各話のカラーメタデータを比較、交換したりすることも可能でした。

新しいワークフローがもたらしたもの

全 43 話が完成して 2008 年 1 月下旬に放映が開始されると「In Treatment」は大きな反響を呼びました。PostWorks LA にとっては、特に放送向けの仕事において、完全にテープレスの新たな作業方法を導入した記念すべき作品となりました。

Bario 氏は以下のように結んでいます。「DI プロセスに取り組んだ結果、変革が起きました。アナログ・ワークフローから完全にファイルベースのデジタル・ワークフローへと、市場は大きく転換しています。Autodesk Smoke や Lustre のような最先端のツールと、今日の強力なテクノロジーを組み合わせることで、放送やスタジオマスタリングに、これまで映画制作でしか利用できなかった DI の利便性と柔軟性をもたらすことができました。非常にパワフルなコンビネーションです。」

Autodesk Lustre の詳細については、 www.autodesk.co.jp/lustre をご覧ください。

Autodesk Smoke の詳細については、 www.autodesk.co.jp/smoke をご覧ください。

導入製品/ソリューション ・Autodesk Smoke
・Autodesk Lustre
PDF
postworks_la_story0627.pdf
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