
3ds Max 2027.2 新機能
3ds Max 2027.2 がリリースされました。
このバージョンではガウシアン スプラッティング(3DGS)がサポートされるようになりました。
アップデートの詳細な情報についてはヘルプページから[3ds Maxの新機能]をご確認ください。
ガウシアン スプラッティング(3DGS)のサポート
このバージョンから、3ds Maxにガウシアン スプラッティング(3DGS)がサポートされるようになりました。
3D Gaussian Splat(3DGS)は、多くの業界で実世界のデータから超リアルな3D環境を生成するために使用されている軽量データフォーマットです。この人気のデータフォーマットへの新たなサポートにより、VFX、建築ビジュアライゼーション、広告、マーケティングなど、多様な分野の3ds Maxユーザーが、高速レンダリング、簡単な編集、そして非常に高精度な出力を利用できるようになります。
詳細についてはこちらをご参照ください。
注:下記の動画は、Zap Andersson氏が作成したシーン設定で、3ds Maxに読み込まれた3DGSオブジェクトをArnold Render Viewでプレビューしたものです。反射率を持つ3Dポリゴンジオメトリをベースとして使用しています。
新しいポイント オブジェクト タイプ
新しいポイントデータタイプと新しいモディファイヤが導入され、シーン内の3DGSデータとポイントデータを、他の3ds Maxデータと同様に編集および操作できるようになりました。
詳細についてはこちらをご参照ください。
注:下記の動画では、Tom Hudson氏が作成したルナタンクのモデルを使用しています。ガウススプラットを使って実行できる基本的なキットバッシング編集の例を示しています。
ポイントインスタンス モディファイヤ
新しいポイントインスタンスモディファイヤを使用すると、1つのメッシュで数百、数千、あるいは数百万ものオブジェクトを表現できるようになりました。このメモリ効率の良いモディファイヤを使えば、整理された拡張性の高いデータセットから、森林や草原といった高密度な環境や非常に複雑なシーンを作成できます。
3DGSデータやポリゴンジオメトリなど、あらゆる種類の3ds Maxオブジェクトをインスタンスとして使用できます。このモディファイヤは、3ds Max 2027.2で導入された新しいポイントオブジェクトタイプと連携するように設計されています。
注:ポイントインスタンス モディファイヤは、ポイントクラウドオブジェクトまたはパーティクルデータをサポートしていません。
スマートベベルの機能改善
スマートベベルの継続的な開発により、既知の様々な問題が修正され、より良い出力が得られるようになり、生成されるトポロジーの品質、全体的な速度と信頼性が向上しました。
これらの改善は、Smart Bevelを高密度メッシュで使用する際に最も顕著に現れます。モディファイヤを適用すると処理速度が最大20倍向上し、メモリ使用量も22分の1に削減されます。誤って「UnSmooth Edges」と「By Angle」のフィルタータイプをオフにしてしまった場合でも、結果を調整したり、間違いを修正したりすることができます。
Arnold for 3ds Max 5.9.3
3ds Max 2027.2には、Arnold for 3ds Max (MAXtoA) 5.9.3.0が含まれています。新機能には、3DGSシーンのレンダリングのサポート、改良されたノイズ除去機能、非フォトリアリスティックレンダリング用の新しいShader to RGBAノードとTone zonesノード、GPUシーンの高速更新などが含まれます。
USD for 3ds Max 0.16.2
USD for 3ds Max 0.16.2 では、アセットパスの管理に役立つ診断ツールが追加されました。トークン、環境変数、ファイルパスなど、シーン内のすべてのパスを確認し、問題が作業に影響する前に発見できます。
Connect to Flow Studio
3ds MaxのUI上にある専用ボタンからFlow Studioにアクセスすることができるようになりました。
Autodesk Flow Studioは、クラウドベースのAI 3Dツールセットで、複雑な設定を必要とせずに、実写映像をシームレスに編集可能なパイプライン対応のCGシーンに変換します。モーションキャプチャデータ、カメラトラッキング、アルファマスク、クリーンプレート、キャラクターパスなどの必須エクスポート要素を自動的に生成し、Autodesk Maya、Blender、Unreal Engine、Autodesk 3ds Maxなどの3DツールでUSD経由ですぐに使用できます。また、テキストや画像プロンプトを使用して2D画像や3Dアセットを生成することも可能です。
3ds Max内からFlow Studioにアクセスするには、専用ボタンを使用する
か、ツールメニュー(ツール > Flow Studio > Flow Studioを起動)を選択します。
カラーマネジメント
ICCプロファイルを使用してディスプレイを指定できるようになりました。
また、設定ファイルが見つからない場合の動作が改善されました。保存済みのシーンを読み込む際に指定された設定ファイルが見つからない場合でも、保存された設定は保持されます。設定への正しいパスを指定すれば、その間にシーンを再保存した場合でも、これらの設定は復元されます。OpenColorIOのサポートバージョンはv2.5.2になりました。






