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スタジオスリーエイト 
バラエティ系番組へのノンリニア提案を強化
新橋駅前ビル2号館に移転してリニューアルオープン 新設「EDIT-C」にLinux版Flame 2017を導入

スタジオスリーエイト バラエティ系番組へのノンリニア提案を強化 新橋駅前ビル2号館に移転してリニューアルオープン 新設「EDIT-C」にLinux版Flame 2017を導入

2016.09.29

  • Flame
  • 映画・TV

(株)スタジオスリーエイトが、スタジオ設備を東京・港区の新橋駅前ビル2号館に移転し、8月からリニューアルオープンした。移転前のリニア編集室×3室、ノンリニア編集室×2室およびMA×2室に加え、新設のノンリニア編集室にAutodesk Flame2017(Linux版)を導入した新たなポストプロダクション体制による業務を展開している。同社は、地上波のオンエア番組、特に情報・バラエティ系番組を手がけることが多く、ノンリニア編集をリニア編集と同等のスピードとクオリティで仕上げるノウハウを有しているという。好評の「小回りが利き、かゆいところまで手が届く」サービスに加えて、今回のノンリニア編集室の拡充により、「バラエティ番組におけるノンリニア」の提案をさらに強化していく。また、新拠点は、JRや東京メトロ、都営地下鉄、ゆりかもめの新橋駅と地下通路で直結した交通至便なアクセスの良さも大きな特徴となっている。システム統括は(株)朋栄、EDIT-Cはビジュアルグラフィックス(株)、MAはタックシステム(株)が担当した。

新拠点のエントランス

新拠点のエントランス

Flame導入の決め手は"オールインワンシステム"

同社ではこれまで、新橋駅から直近のCOIビルにおいて、リニア編集室「EDIT-1」「EDIT-2」「EDIT-3」、ノンリニア編集室「EDIT-A」「EDIT-B」、「MA-1」「MA-2」の編集室×5&MA×2によるポストプロダクション業務を展開してきた。 今回、COIビルの建て替えに伴い、スタジオを新橋駅前ビル2号館に移転し、リニューアルオープンしたもの。 新拠点の最大の目玉となるのが、ノンリニア編集室「EDIT-C」の新設。同社として初めてのAutodesk製品となるLinux版 Flame 2017を導入した。Plug-InはSapphire、テロップはPost Deko、サブPCではFinal Cut Pro 7/PhotoShop/Illustratorを扱う。

萩原誠氏
萩原 誠 氏

Linux版のFlame 2017を選択した理由について、技術グループ 編集課長の萩原誠氏は、〈最大の理由は将来の拡張性です。現状はHDのアウトプットを想定したシステム構成となっていますが、Apple ProResやAvid DNxHDコーデックに対応しており、4Kファイルを扱うことができるため、放送番組でも目前に迫ってきた「4K」へのファーストステップと考えています〉と話す。

西峰勇一氏
西峰 勇一 氏

また、技術グループの西峰勇一氏は〈既存のノンリニア編集システム同様、手元で"横つなぎ"ができ、合成もできる"オールインワンシステム"を探していましたが、安定性とバックグラウンドレンダリングの速さなどを考慮し、Flameの導入を決めました〉とする。

「ノンリニア=時間がかかる」のイメージを払拭

今回の移転により、同社のポストプロダクション体制は、リニア編集室が「EDIT-1/2/3」の3室、ノンリニア編集室が「EDIT-A/B/C」の3室、MAが「MA-1/2」の2室という構成になった。「EDIT-1/2/3」の3室、「EDIT-A/B」の2室、「MA-1/2」の2室は、ほぼ同等の機能と広さを有しており、どの部屋でも同じ感覚で作業が行える環境を整えた。 萩原氏は〈汐留界隈の編集室では互いに作業の行き来も多いため、どこでも同じような作業ができるよう、非常にスタンダードな機材構成となっています〉とする。 EDIT-Cの新設は、これまでリニア中心だった情報・バラエティ系番組をノンリニアへとスムーズに移行することを狙いとしている。〈バラエティ番組などでノンリニア編集を行う場合、別ソフトで作ったテロップ等をインポートするケースが多いと思いますが、当社では加工・テロップ・カラコレなどを"オールインワン"で実現しています。バックグラウンドレンダリングができることで、「テロップに時間がかかる」というノンリニア編集のイメージを覆すことができたと考えています。実際、テロップが多い作業でも、スピードはさほどの差違はありません。そこは当社独自のノウハウであり、セールスポイントかも知れません〉と西峰氏は語る。 なお、スタジオスリーエイトの編集室は全てスタンドアロンの運用となっているが、将来、ノンリニア編集システムが置き換わるタイミングにあわせて、ノンリニア編集室×3室をメディアサーバーでネットワーク化する計画だ。

Flame 2017を導入したEDIT-C

Flame 2017を導入したEDIT-C

リニア/ノンリニアを意識せずに使える体制とサービスを提供

同社には現在、リニア部門/ノンリニア部門あわせて8人のエディターと2人のミキサー、そのほかアシスタント数人が在籍している。 西峰氏は〈当社ではノンリニアに対して「高いクオリティを保ちつつ、リニアのスピードに追いつけ、追い越せ」をベースに推進してきました。ノンリニア編集システムのトレーニングはみんなが受けています。"リニアライク"でありながらもノンリニアの特徴を最大限生かし、お客さまの意向に合わせてリニア/ノンリニアを同じ感覚で選択できることが、当社の強みではないかと思っています。これまでリニア一辺倒だったバラエティ系番組のお客様に「ノンリニアでやってみませんか?」と積極的に提案していきたい〉と語る。 スタジオスリーエイトのモットーは「フットワークが軽く、小回りが利き、かゆいところまで手が届く」といったサービスを提供すること。 萩原氏は〈現場と営業との距離感も近いですし、急な注文などにも即対応できるようなサービスを心がけています。また、バラエティ番組はスケジュールが厳しく、納品後の細かい直しも非常に多いのが現状です。お客さまの細かい要望に柔軟にお応えできる環境を整え、リニアとノンリニアを意識せずにお使いいただける体制とサービスを提供していきたいと考えています〉と話している。

EDIT-CのサブPC

EDIT-CのサブPC

EDIT-Cのクライアントスペース

EDIT-Cのクライアントスペース

スタジオスリーエイト
http://www.studio38.co.jp/

導入製品/ソリューション Autodesk Flame