Maya 2027

Maya 2027.1 新機能

Maya 2027.1がリリースされました。

このバージョンには、ver.2027で更新されたMotionMaker、シーケンサ、Bifrost、LookdevXなどに更なる改善が行われました。
アップデートの詳細な情報についてはヘルプページの[Mayaの新機能]をご確認ください。

編集ワークフロー向けのシーケンサの更新

シーケンサでは、タイムライン交換、オーディオ処理、スクリプト アクセスを改善する更新が行われました。これらの変更により、Maya 内で作業する場合や外部ツールにデータを転送する場合に、より一貫した編集ワークフローがサポートされます。

  • タイムライン データの読み込みと書き出しに OpenTimelineIO (OTIO)をサポートします。
  • ショットは、選択したトラック上に直接作成することも、選択したタイム スライダ範囲から作成することもできます。ショット編集には、更新された保持ワークフローが含まれます。
  • シーケンスに関連付けられているオーディオのみが使用されます。シーケンサにリンクされていないオーディオは無視され、シーケンサ オーディオは Trax オーディオとミックスされません。タイム スライダ(Time Slider)のオーディオ メニューには、シーケンサ サウンドを使用(Use Sequencer Sounds)オプションがあります。
  • ショットのプレイブラスト オプション(Playblast Shot Options)ダイアログには、出力解像度をコントロールするための表示サイズ(Display Size)セクションがあります。表示サイズ(Display Size)オプションには、ウィンドウから(From Window)、レンダー設定から(From Render Settings)、カスタム(Custom)、イメージ アトリビュートから(From Image Attributes)があります。出力解像度は、選択した表示サイズとスケール設定によって決まります。
  • マウス ホイールを使用すると、シーケンサのズームはカーソルを中心に行われます。
編集ワークフロー向けのシーケンサの更新

MotionMaker エディタのフィードバック、ナビゲーション、キャラクタの命名を改良

MotionMaker では、エディタ内の表示を分かりやすくし、操作性を向上させる更新が行われました。フレーム レンジがクリップとアクティブ ウィンドウに直接表示されるようになり、より明確なタイミング フィードバックが提供され、動作がシーケンサと一致するようになりました。

オートデスクの標準キャラクタは UI で簡略化された名前を使用して表示され、adsk_ 接頭辞が削除されますが、互換性のために内部識別子は保持されます。キャラクタ定義では、表示名アトリビュートもサポートされます。このアトリビュートは、作成(Create)メニューとキャラクタ作成オプションで使用されます。

また、新しいキーボード ショートカットにより、タイムライン内の現在のアクション クリップの前後にある隣接する開始フレームにナビゲートできるため、編集中にクリップ間を移動しやすくなりました。キャラクタ レジストリ処理の改善により、MotionMaker レジストリを作成する際の冗長な処理も削減されました。

MotionMaker エディタのフィードバック、ナビゲーション、キャラクタの命名を改良

スマート ベベルの機能強化

[スマート ベベル](Smart Bevel)は、交差するエッジが多数あるような複雑なジオメトリをより少ないエラーで処理できるようになりました。

  • カットバックの緩和が改善され、直線エッジ セグメントのずれを防止できるようになりました。
  • 特定のエッジ形状のコーナーで、尖ったり、ギザギザののこぎり歯の形状になったりすることを低減します。
  • 制限はすべての交差タイプで適切に機能し、ベベルの結果が交差しないように改善されました。
  • 円弧の連結による新しい接合(選択したエッジの始点または終点、または選択したエッジが交差する箇所)が、より徹底して行われるようになりました。
  • エッジ シーケンスの処理方法が改善されて以前はベベルができなかった箇所でも適切なベベルが行われるようになり、シーケンスに沿った接合部で穴が生成されたり、面が失われることを防止できるようになりました。
  • プリセットで、[分離した円弧を削除](Remove Isolated Arcs)の状態を保存できるようになりました。
スマート ベベルの機能強化

Bifrost グラフでノードを検索する

Bifrost 3.1.0.8 では、Bifrost グラフで特定のノードが使用されている場所を簡単に見つけることができます。
このほかにも、以下のような新機能や改善点が含まれています。

  • インスタンスごとのカラーを含むリジッド ボディ シミュレーションの更新。
  • リギングとビューポート描画のパフォーマンス向上。
  • deform_onto_mesh_UVs、wrap_deform_by_mesh、wrap_deform_by_points などの新しい高レベル コンパウンド。
Bifrost グラフでノードを検索する

追加の USD アセット構築機能

USD for Maya 0.36 では、USD Variant Manager で特定のバリアントをターゲットにして、編集(ジオメトリやマテリアルの変更など)を受け取ることができるようになりました。
また、USD Variant Manager を現在の表示にピン固定して、選択項目を変更したときに更新されないようにできるようになりました。

追加の USD アセット構築機能

LookdevX for Maya の新機能

LookdevX 2.1.0 for Maya では、以下の更新が行われています。

  • テクスチャ投影ノード一式が追加されました。これらのノードは、UV 座標なしでテクスチャがオブジェクトのサーフェスにどのようにマッピングされるかをコントロールします。
  • グラフ エディタ(Graph Editor)に検索機能が追加されました。これを使用すると、グラフ内のノードを名前で検索できます。大きなグラフでノードをよりすばやく見つけることができるため、スクロールに費やす時間が減り、作業に費やす時間が増えます。
  • LookdevX ノードの最初の matrix44 入力ポートにユニバーサル(SRT)マニピュレータのサポートが追加されたため、そのトランスフォームをビューポートで直接編集できるようになりました。これを使用するには、アウトライナで LookdevX ノードを選択し、通常どおりマニピュレータをアクティブにします。
LookdevX for Maya の新機能

Arnold for Maya 5.6.1.1

MtoA 5.6.1.1 は、Arnold 7.5.1.1 を使用する機能リリースです。MtoA 5.6.1.1 には、Flow Render のテクニカル プレビュー、ボリューム シェーダ用のカスタム AOV、MIKKTSpace 法線マッピングのサポートなどが含まれています。

Flow Render テクニカル プレビュー

  • Flow Renderとは、Arnoldのクラウド レンダリング ソリューションです。この機能は現在テクニカル プレビュー版で、Arnold ユーザによるサービスのテストおよび評価のために、レンダリング時間を 2400 分(1 ユーザあたり毎月)提供しています。詳細はArnoldヘルプページの[Flow Render テクニカル プレビュー]をご参照ください。

その他の機能強化

  • ボリューム シェーダのカスタム AOV
  • normal_map の新しい tangent_space_type オプション
  • Windows での CPU レンダリングの高速化
  • その他多数の機能強化とバグ修正

Substance 3.0.6

Maya 2027.1 には、エンジン バージョン 9.0.1 を使用し、バグ修正と改善点を含む Substance 3.0.6 が含まれています。

Flow Retopology の再配置

Flow Retopology を新しい場所([メッシュ](Mesh) > [Flow Retopology])に移動しました。
これにより、コア モデリング ワークフローの一部として簡単に見つけてアクセスできるようになりました。

ハイパーグラフ ノード名のネームスペースを非表示にする

ハイパーグラフにはネームスペースの表示(Show Namespace)オプションが追加され、ノード名のネームスペース プレフィックスを非表示にできるようになりました。これにより、長いネームスペースまたはネストされたネームスペースを持つ複雑なシーンでノードを読みやすくなります。既定の設定では、引き続きネームスペースが表示されます。

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