2024年2月アーカイブ

ShotGrid の最上部はグローバルメニューが表示されていますが、プロジェクトによってはArtistやVendor権限の方には表示されていなくてもよい場合があるかと思います。
Globalメニュー非表示.png
ArtistやVendorの画面表示はなるべくシンプルにしておきたい、ということからこのグローバルメニューを権限別に非表示にすることができます。

■設定方法

"権限 - ユーザ"
→ "詳細設定"
→ "グローバルナビゲーションを表示"

のチェックを外す。


Global Navigation.png

これだけです。あとは、該当のユーザー(ArtistやVendor権限)で設定ができているかの確認を行います。
別ユーザーとして表示確認.png

画面上部がすっきりとした見栄えになりました。

Artistのシンプルなページ.png

タスクのページでエンティティ単位でまとめてフィルターをかける場合、
該当エンティティのパイプラインステップなどを選ばれていることはないでしょうか。

この方法ですと、新しいパイプラインステップが追加されたときにチェックを忘れてしまう可能性があります。
これを一つのフィルタでまとめてエンティティごと選択する方法があります。

パイプラインステップの選択.png

そのフィルターですが、
"リンク" "が次のいずれかである" "アセット" と設定します。
( 訳すると、"リンクフィールドに"、"親エンティティのいずれかの情報が入っているもの")

エンティティごとまとめてフィルタ.png

これだけで、アセット(ショットなど)のエンティティ単位でフィルターをかけることができます。

この、"が次のいずれかである" というフィルタが非常に便利です。

なお、英語UIの場合は、" is a " を選びます。
エンティティごとまとめてフィルタ英語.png

ShotGridのページの読み込み速度を速くする設定があります。

通常、画面右下に " 1 / 6 "というような表示が出ているかと思います。
この" 1 / 6 "の分数表示の分母の表示を消すことでページの読み込みを速くすることができます。
データの量が多ければ多いほど効果が得られます(最大10倍ほど)

ページ総数2.png

   

Big Data モード

Bigrdata Mode結果.png


■ 設定方法

  "サイト基本設定"
   → "詳細設定"
   → "エンティティ タイプのビッグ データ モードを有効化"

こちらの中にエンティティ名を入力します。

BigData.png

初期値
EventLogEntry,

入力例
EventLogEntry,Task,Version,Shot,Note,CustomEntity01

上記のように、普段よく使うエンティティ名(英語)をカンマ区切りで入力するだけです。

■おすすめの理由

"ShotGrid はデータベースですので、用途別に必要な情報のページを作成して保存できる"

というのがひとつのメリットです。活用が進むとフィルターを使って必要なページを
作成することが多くなりますので、この分母の表示のあるなしは見ることが少なくなる
という観点からです。

つまり画面右下の総数が表示されない代わりとして、

 ・ページの読み込み速度がアップ

必要な情報は、

 ・ページの別名保存や、デザインページ機能で個別に用意

ということでカバーできます。

すでにデフォルトのページを使用せず、デザインページ等を活用されていて、ページ全体の読み込みの
改善をされたい方はぜひ一度お試しください。



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