Shotgun 7.4 のちょっとした新機能
公開日:2017/09/11
ご無沙汰しております!日頃は、Shotgunをご活用頂きありがとうございます。
さて、本日は9/11(日本時間19:00頃)にリリースされたShotgun 7.4から2つのちょっとした機能をご紹介したいと思います。
プロジェクト毎のタスクテンプレート
これまで、全てのプロジェクトで共通したタスクテンプレートが表示されていました。
つまり、Aプロジェクトに専用のテンプレートを作成したとしても、BやCのプロジェクトでも表示されてしまうという状況でした。
今回のアップデートでプロジェクト毎に表示させるテンプレートの指定が行えるようになりました。
Admin メニューから Task Templates の管理ページを開きます。
Restric to Projects というフィールドが新規に利用出来るようになっています。
ここで、テンプレートを表示させたいプロジェクト名を指定しましょう。
すると Big Buck Bunny プロジェクトではこのように表示されているテンプレートが...。
別の HSM というプロジェクトでは表示されなくなっています。
案件によってテンプレートの表示を制御することで、登録が効率的に行える面があると思うのでご活用ください。
ビッグデータモード
Adminメニュー > Site Preferences の Advanced メニューに Enable Big Data Mode for Entity Types: という項目が存在します。
ここに、カンマで区切る形でビッグデータモードを使用したいエンティティを指定します。
すると、通常はページ下部に表示されるレコード件数や総ページ数が表示されなくなります。
このように合計数の表示を省くことでページ表示を最大10倍ほど(当社比...)速くする機能がビッグデータモードです。
エンティティ毎の指定は行えますが、サイト全体に反映されるのでやや使い所が限られるかもしれません。
たとえページ下部の件数が表示されなくても速いほうが良いという方はぜひお試しください。なお、右側のフィルター機能部分で件数の確認は行えるとは思います。
その他の更新内容は、こちらの英文ページをご覧ください。