STUDIO4℃

国内だけでなく海外にもファンの多い精鋭クリエイティブ集団「STUDIO4℃」がただいまスタッフを募集中！映画『海獣の子供』でも先鋭的かつ圧倒的な映像表現で衝撃を与えたSTUDIO4℃で働くことができるチャンス、お見逃しなく！

ジャンルを超えた企画に意欲的に取り組み、ハイクオリティ&ハイエッジな映像表現で世界から高い評価を得ているアニメーション制作会社。2004年公開の湯浅政明監督『マインド・ゲーム』では文化庁メディア芸術祭アニメーション部門の大賞を獲得。さらに2006年公開の『鉄コン筋クリート』では、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞受賞に輝く。以降、『Genius Party』や『ハーモニー』、昨年には『ムタフカズ』などを制作し、常にアニメーション界を驚かせている。最新作『海獣の子供』は2019年6月に公開された。社名の4℃は、＜水の密度が一番高い温度＞であることから、クオリティの高さを保証することを意図して名づけられた。

ーーSTUDIO4℃ではスタッフがどんな雰囲気で仕事をしていますか？「ここは他の会社とは違う」という特徴がありましたらお教えください。

STUDIO4℃：弊社はCG専門の会社ではなく手描きのアニメーションを行う作画班もあります。一方は紙と鉛筆で、もう一方はPCでMAYAを使って...と一見相反する組み合わせに見えるかも知れませんが、作画出身だけどMAYAを触ってみるスタッフも入れば、CGI出身だけど手書きでアニメーションを作るスタッフも居ます。手法に囚われず常にベストなやり方を探し続ける会社です。一方で、作画班が良いカットを仕上げると、負けてられないとばかりにCGIから更に良いものが上がってくるような、切磋琢磨の場でもあります。作る作品も劇場作品だけではなく、CMやPV、ゲームのOPなど媒体に囚われず多岐に渡ります。また50名の社員の内4割が女性で、CGI監督やモデリングチーフとして活躍するスタッフもいます。

ーー働くクリエイターの個性を大切にされている印象があるのですが、具体的な例をお教えください。

STUDIO4℃:通常アニメーションやモデリングといった、工程ごとに作業者が割り当てられる事が多いと思いますが、映画『海獣の子供』ではカット単位で担当者を決めました。やはりコンポジットまでを1人で行うことで、作業者の個性が色濃く画に現れていると思います。

ーーメインで使用しているオートデスクの3DCGツールを使用し続ける理由について教えてください。

STUDIO4℃:弊社ではMayaをメインにしています。やはり業界標準のツールであることと、拡張性が高く作品に応じて効率的なカスタマイズを行えることが魅力です。作品によって3ds Maxも使用しています。

ーー学びのある環境ですか？どのようなステップアップがありますでしょうか？

STUDIO4℃：CGIスタッフだと、まずはモデリングやアニメーション、コンポジットといったカット制作に直結する作業から始まります。その後、例えばいちアニメーターとしてカット作りを極める道を進む人もいますが、CGI監督として作品全体のCGのプランニングやディレクションに進むスタッフもいます。更にCGI監督としてのノウハウが身につくと、監督として１つの作品を作り上げることもあります。

ーースタッフからの声（STUDIO4℃で働いてみてどんな成長ができたか）を頂けるとうれしいです。

STUDIO4℃：まずは何でも自分たちでやってみようという会社で、通常外部の業者さんやポスプロスタジオで行うような工程を社内でやったりもします。また、制作が線撮をしたりCGIスタッフが企画書を書いたりと、部署の垣根を超えて色んな事が出来ます。そういった色々な経験が自分のメインの仕事に活きてきます。

ーースタッフに求められる"働き方"とはどういうものですか？

STUDIO4℃：「いつものやり方」に拘らず、またスケジュール内で与えられた作業をただこなすだけではなく、どうやったらもっと良い作品になるかを常に探り続けて欲しいです。