チュートリアル / はじめての人でも怖くない!!3DCGの世界
第2回:いろいろなオブジェクトを作ってみよう
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さて、前回はゆるゆるながらもぎっしり詰め込んで2ページにわたってのコラムとなりまして、ボックスを作って積み木遊びしましょう~というところで終わりました。
今回はもうちょっといろんなオブジェクトを作ってみようと思います。
多種にわたるパーツ群と、その派生形たちを想像力を働かせて組み上げていくことで、より複雑なモデルを作っていくことが可能になります。
いずれはパーツ自体をより自分の思ったとおりの形状に直接的に合わせていくことを目標にしていきますが、まずはより高度な積み木遊び、ブロック遊びを堪能してみてください。
数多くあるオブジェクトの中から標準的なものをいくつか紹介
まずはボックスとほぼ同じ作り方の円柱。 アニメーションではフェイント入ってますが、もちろんリアルタイムにちゃんと反応してくれます。ボックスとの違いは、底面を作るときにボックスは対角線を描く感じでしたが、円柱では中心から半径を描くことになります。
さらに基本的な形状のオブジェクトを紹介しましょう。
球です。これは円柱の底面と同じように中心点を決めてそこからの半径を決めるだけで完成です。
注意点としては、今までのものがZ軸0の平面から上に伸びていくイメージなのに対して、球はZ0を中心として下にも広がります。
ついでの紹介はティーポット。
球と同じように中心からのドラッグでティーポット誕生です。なぜティーポットが?と思われでしょうが、実はこれ、CGの歴史の中では由緒正しきオブジェクトの一つなのです。半分ジョークのように基本オブジェクトとして残っているという程度のものではあるのですが、前回、今回のようなブロックモデリングをする際には複雑なパーツを作る助けになる貴重なオブジェクトだったりもします。
標準プリミティブとして用意されているオブジェクト群
作り方を直接紹介していないものも、今までの方法から十分推測できるので、ぜひ触ってみてください。例えば中央の「チューブ」は半径を2回設定する「円柱」です。
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