ゲーム会社設立と同業界でのCG制作を経て、映画のVFX中心の制作を行うようになり樋口真嗣監督作に多数参加する。2015年の実写版「進撃の巨人 前後編」を最後に足場を変え、現在は有限会社オレンジに入社してアニメのCG表現(主にエフェクト)を研究中。東京工芸大学 芸術学部 アニメーション学科 特別契約教員専任教授。バンタンゲームアカデミー 講師なども務める。 近作は「宝石の国」「BEASTARS」「Mr.AFFECTiON(監督)」など。
今回はCGの中で扱うカメラについてお話ししたいと思います。CGの中でカメラってなんのこと?って思うかもしれませんね?3DCGの世界ってそのままでは皆さんの目には見えないバーチャルの世界なんですよね。ディスプレイ上に表示されている3面図も、何らかの形で3DCGの世界を2Dの平面として切り取ったものが表示されているわけです。・・・続きを読む
3DCGを使ってのアニメーション、みなさんにとってのイメージはどんな感じでしょうか?難しそう?大変そう?なんだかわからない?このコラム初回のようにもう一度お伝えしますね。怖くないからちょっと触ってみませんか?きっと思っていたほど怖くはないはずです。画面の中で動かせる喜びを是非味わってもらいたいと思うのです。・・・続きを読む
今回は作ったモデルにポーズを付けたりアニメーションをさせるのに必須のスキンというものに触れてみましょう。モデルを動かすための一般的な方法として、ボーンを作成してのスキンというのが考えられます。さぁここで早速もう一つの用語が出てきましたね。そう、スキンを知ってもらうためには、もう一つ、ボーンとの関係が今回のカギになります。・・・続きを読む
さてさて、今回のネタは表題の通りにマテリアルです。これもCG初心者にとってはちょっと耳慣れない言葉だったりするかもしれません。すっごくすっごく簡単に言ってしまうとモノの表面の色です。かなりざっくりと大事なことを省いて伝えてしまいましたね。でも、本質はこれです。作ったモデルの色がなんなのか、どんな風に見た人の目に映るのか、それを設定してあげるもの。それがマテリアルです。・・・続きを読む
UVって言葉を知っていますか?ココで言うUVとは紫外線のこと・・じゃないですよ。3DCGにおける「UV」というものについてお話始めて行こうと思います。・・・続きを読む
前回整えておいた準備したデータを使って、いよいよちゃんと形を作っていきます。練習もばっちりですか?今回はまず前回のデータを図面に沿って調整しつつ丸みをつけていきます。・・・続きを読む
今回は以前のコラムでモデリングした方法とは違って、もっと自由に形状を作れるポリゴンモデリングと呼ばれる方法をお伝えしていこうと思います。・・・続きを読む
さて、前回はゆるゆるながらもぎっしり詰め込んで2ページにわたってのコラムとなりまして、ボックスを作って積み木遊びしましょう~というところで終わりました。 今回はもうちょっといろんなオブジェクトを作ってみようと思います。 多種にわたるパーツ群と、その派生形たちを想像力を働かせて組み上げていくことで...・・・続きを読む
まずはじめに 説明を始めるとどうしても内容が固くなってしまう3DCGの知識と技術。 すでにこの文章からして固くなってしまっているわけですけれども、この固さこそが3DCGの敷居を高くしていて、多くの人が使い始めることに二の足を踏むということになっているのではないでしょうか。今回機会をいただけたこの...・・・続きを読む