トレンド&テクノロジー / AREAギャラリーアーティスト
第3回:Gal Yosef
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- コラム
今回の AREA 注目アーティストは、Gal Yosef 氏です!
私たちは、象徴的な カートゥーン キャラクターを斬新かつややダークに表現した彼の 3D 作品を以前から高く評価してきました。ここでは彼の経歴と作品についてお話を伺います。
こんにちは、Gal Yosef です。Fuzion Studio.というデジタル デザイン スタジオで、3D アーティストおよび CG/クリエイティブ ディレクターとして働いています。Fuzion Studio は、CGI からアニメーション、イラストレーションまで、あらゆる分野を専門に扱っています。プライベートでは、カートゥーンやほかのタイプの様式化されたキャラクターを好んで作成しています。
3D 業界に入ったきっかけは?
13 歳の頃、Maya と ZBrush を使い始めたのがきっかけです。それまでは、2D でイラストを描いたり、Photoshop でレタッチするぐらいしかできませんでした。映画とビデオ ゲームが大好きだったので、3D 業界にはずっとあこがれていました。
私は「トイ・ストーリー」のキャラクター、特にウッディとバズから大きなインスピレーションを得ました。
仕事で気に入っているところは?
私は仕事のすべてが気に入っています。頭に浮かんだイメージを再現するのも楽しいですし、プロジェクト納品時にクライアントの笑顔が見られたり、作品についてコメントをもらうと嬉しくなります。3D プロジェクトでは課題にぶつかることもありますが、それさえも大好きです。だってそこから何かを学び、さらに成長できるのですからね。
仕事で一番苦手なことは?
一番得意ではないのはリトポロジです。とても技術的なので、アニメーションのようにクリエイティブに自分を表現することができません。
お気に入りの映画やTV番組を教えてください。
「トイ・ストーリー」、「サウスパーク」、「ファミリー・ガイ」、「シュガー・ラッシュ:オンライン」、「Mr.インクレディブル」、「シュレック」、「長ぐつをはいたネコ」、「ライオン・キング」、「ゲーム・オブ・スローンズ 」、「ミスター・ロボット」
ゲームでは何が好きですか?
「ポケットモンスター ソード」、「グランド・セフト・オート V」、「デビルメイクライ」、「World of Warcraft」、「ロケットリーグ」、「鉄拳」、「ストリートファイター」、「ドラゴンボールZ」、「Doom」
これまで手掛けたプロジェクトで一番満足しているのは何ですか?
Donald Duck Found a Treasure です。本当に良い作品に仕上がったと思います。Jazz Coffee というタイトルのプロジェクトにもとても満足しています。
あなたのワークフローについて教えてください。
私はいくつかのソフトウェアを併用しています。キャラクターについては主に Maya でモデリング、ルック デベロップメント、グルーミング、リギング、アニメーションを行ない、Arnold でレンダリングします。ハードサーフェスについては、3ds Max でルック デベロップメント、XGen でグルーミング、Corona Renderer レンダリングを行います。また、スカルプトには通常 ZBrush を使用し、Substance Painter でペイントします。
これまで受けたアドバイスで一番役に立ったものは?
頑張れ、そして決してあきらめるな。
他の人からのアドバイスに耳を傾けよう。そうすれば成長できる。
一息入れて、新鮮な目で作業に戻ろう。新鮮な目がより良い結果につながる。
他の人からのアドバイスに耳を傾けよう。そうすれば成長できる。
次に予定しているプロジェクトは?
トゥイーティーのファン アート、Dancing in the Forest というプロジェクトのアニメーション、そしてサッカー プロジェクト、銀行キャンペーン、コーヒー工場、航空会社、ビタミン会社向けのアニメーションなどに取り組んでいるところです。私の仕事の多くは、キャラクターや嗜好品のアニメーションを中心に展開しています!
Gal についてもっと知りたいですか?
本社AREAのギャラリーでは、3ds Max、Maya、Maya Creative、Mudboxなどのオートデスクのソフトウェアを使用したCGアーティストの最高の作品を展示しています。このコラムでは、その中の優秀な作品と作家を日本語にてご紹介します。あなたの作品もアップロードして、AREAコミュニティで共有しませんか?
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