株式会社QLEA
3ds Maxの多彩な建築CGで切り開く建築ビジュアライゼーションの最先端
- 3ds Max
- 建築・製造・広告
経営企画室
川口 聡氏
ビジュアルソリューション部
本部長 取締役
吉岡伸也氏
東京都渋谷区に本部を置くクリアは、2007年4月に設立5年を迎えた若い企業である。その主力部門となるビジュアルソリューション部は、不動産業界をメインターゲットに、CGを活用した多彩なビジュアライゼーション事業を展開してきた。そのクリエイティブフィールドは建築パースからCGアニメーション、映像制作、Webまで手掛け、これらを有機的に組み合わせたトータルな企画/提案力は高く評価されている。
現在では、東京本部を中心に北海道から九州まで5拠点を展開。不動産プロモーション分野のナンバーワン企業を目指して躍進を続けている。そして、そんな同社のビジネスの基盤を支えているのは、高度かつ多彩なCGビジュアライゼーション技術である。そして、その中核にあって活躍しているのがオートデスクの「Autodesk® 3ds Max® 」(以下3ds Max)なのである。早速、クリアにおける3ds Maxの導入の背景と活用状況について、同社ビジュアルソリューション部の本部長・吉岡氏と経営企画室の川口氏に話を聞いた。
建築CG制作をトータルに支える
「当社では会社として設立された当初から、CG制作のメインツールとして3ds Maxを採用し、使用しています」。そういって話の口火を切ってくれたのは、同社ビジュアルソリューション部の本部長・吉岡伸也氏である。
「もちろんクリアに入った当初は、私もさまざまなソフトを試してみましたが、いろいろ使っているうちに、いつの間にか自然と3ds Maxに落ち着いていったのです。これは私に限ったことではなく、多くの仲間がそうでした」。
では、そうして3ds Maxが選ばれていった理由をは何なのだろうか。なぜ3ds Maxを選んだのか。そう問うてみると、吉岡氏は、何よりまず「建築との相性のよさ」、と答えてくれた。フォトリアルを超え「夢をかき立てる」リアルへ
限りなく進化する、建築と最も親和性の高いCG
こうして建築パースを核に、クリアのビジュアルソリューション部は事業展開を拡大している。制作スタッフも急増しているが、3ds Maxは基本的に1人1本体制で導入しており、CGクリエイターには全員にその操作を修得させている。
「静止画であれアニメーションであれ、当社のCGはすべて3ds Maxが核となっています。ですから、これがなければ仕事になりません。当社では静止画からアニメーションまで制作することができるクリエイターの育成を目指しているので、3ds Maxを使いこなすことが絶対に必要なのです」(吉岡氏)
「もちろん、3ds Maxを未経験で入社してくるスタッフもいます。実は私自身も入社してから使い始めたのですが、修得には苦労しませんでした。実際、3ds Maxはソフトをさわったことがない初心者にとっても使いやすく、覚えやすいソフトなんです。コマンドの配置などもわかりやすくスムーズに使えますよ。また、バージョンアップのたびに効果的な機能が追加されるのも大きな魅力。ユーザの声に最大限応えてくれるソフトだと思います」(川口氏)
このように3ds Maxに対する吉岡氏たちの期待は、ますます大きなものとなっているようだ。
「海外の建築系CGクリエイターのWebサイトを見ても、やはり3ds Maxの人気は圧倒的です。3ds Maxも建築分野のニーズに確実に応えながら、順調に進化を続けているという実感がありますね。実際、定期的に行われているバージョンアップが毎回とても楽しみで...。これからもぜひ、どこまでも進化し続けていってほしいですね」(吉岡氏)
株式会社QLEA(クリア)
設立:2002年
資本金:1,000万円
売上高:3億7,000万円(2007年9月期)
代表者:鳥越隆文
従業員数:37名
事業概要:建築3DCG制作・デジタル映像制作・WEBサイト制作・不動産広告・教育事業
導入製品/ソリューション | ・Autodesk 3ds Max |
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導入目的 | ・事業の中核である建築CG制作のメインツールとして ・静止画からアニメーションまで、幅広い建築ビジュアライゼーションへの展開 |
導入効果 | ・各種のハイクオリティーな建築ビジュアライゼーションを効率的に制作 ・静止画からアニメーションまで、1人で幅広く制作できるクリエイターの育成 ・リアルな表現をベースに、個々の物件のコンセプトに最適なシチュエーションを演出する、クリア独自の建築CGスタイルを確立 |
今後の展開 | ・3ds Maxを活かしたアニメーション分野への展開のさらなる強化 ・3ds MaxのWEBデザイン分野への応用/活用 |
*上記価格は年間契約の場合の1ヶ月あたりのオートデスク希望小売価格(税込)です。