| ポイント | 3DS | OBJ |
| マテリアル | 標準マテリアルとして読み込まれる | 標準マテリアルとして読み込まれる |
| オブジェクト構成 | 出力時オプション設定可能 | 出力時オプション設定可能 |
| レイヤー | 未対応 | 未対応 |
| リンク機能 | なし | なし |
| その他 | 出力オブジェクトのポリゴン数が65,535を超えると自動的に分割される
扱える名称は半角10文字まで |
レイヤ名とマテリアル名の日本語不可 |
ArchiCADで1,500mmのキューブを作成しマッピング画像を適用しました。UV原点は手前下の頂点に設定しています。
3ds Maxに取り込みましたが、UVサイズが異なっています。このデータのArchiCADでのマッピング画像サイズは1,500mm角ですが、3ds Maxに取り込まれると、すべてのマッピングサイズが1,000mm角に変更されてしまいます。
解決方法は幾つか考えられますが、ここでは[UVW Xフォーム]を適用して、1,000/1,500=0.667をタイリングサイズとして設定しました。ArchiCADと同じ状況が再現されます。
・オブジェクト名の判別が難しい
3DSの仕様として、オブジェクト名は半角10文字までという制限があります。ArchiCADからの出力時に設定したオブジェクト構成に従って、3DSファイル内でのオブジェクト名が設定されますが、半角10文字を超える場合には正確に再現されないので注意が必要です。
・各オブジェクトに対して個別のマルチマテリアルが割り当てられる
ArchiCADの壁を例にすると、外壁/内壁/小口(断面)の3種類の材質を割り当てることが可能ですが、オブジェクト構成を[ArchiCADオブジェクト(ネイティブ出力)]にした場合、同じ設定の壁であっても個別のマルチマテリアルが割り当てられます。結果として膨大なマルチマテリアルが作成されてしまうので、レスポンスが悪くなってしまいます。
・日本語の使用は不可
OBJの仕様として日本語には対応していません。そのため、ArchiCADのレイヤ名/材質名/フロア名はすべて半角英数字を用いる必要があります。
・取り込まれたオブジェクト名は書き出しルール通りに再現される
日本語が使えませんが、オブジェクト名の文字数制限が事実上ないので、ArchiCADでの情報をそのまま反映できます。
・[FLAT_PART]と[SMOOTH_PART]に分かれる
曲面があるものを書き出すと、2つのオブジェクトに分かれます。円柱を例にすると、上下面は[FLAT_PART]側面は[SMOOTH_PART]という名称がオブジェクト名の最後につけられます。
| 作業項目 | ArchiCAD | 3ds Max |
| モデリング | ○ | X |
| マテリアルの割り当て | ○ | X |
| マテリアル設定(質感) | X | ○ |
| UV設定 | ○ | △ (ArchiCADでは不可能な部分) |
| ライティング | △ | ○ |
| カメラ設定 | △ | ○ |
| 家具や備品など | △ | ○ |
ArchiCADで入力したシンプルなオフィスビルです。
OBJファイルに書き出します。[回転されたモデル]とは、Y軸とZ軸を入れ替えます。
3ds Maxに取り込みます。OBJの読み込みオプションには、多くのパラメータがありますが、マテリアルに関するもの以外のほとんどの項目は取り込んだ後でも変更可能です。実は、ここにも[ZY軸をフリップ]オプションが用意されているので、ArchiCADからの書き出し時には気にする必要がありません。試しに取り込んで、モデルが回転していたらオプションを変更してください。 読み込みボタンを押して処理を行っている途中で、マッピング画像が見つからないというアラートが表示されますが、無視して進めます。マッピング画像は読み込んだ後、[アセットトラッキング]でパスを定義しましょう。
読み込んだ後、第5回にUPしているツールを使って、シーンを整理します。レイヤ分けに用いる区切り文字は[_]を設定すると、図のようにArchiCADと同じレイヤ名で整理できます。
| ポイント | Revit/DWG | Revit/FBX | ArchiCAD/3DS | ArchiCAD/OBJ |
| 形状 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| マテリアル | ○ | ○ | △ | △ |
| UV情報 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| ライティング | ○ | ◎ | ○ | X |
| カメラ | ○ | ○ | ○ | X |
| ウォークスルーアニメーション | X | X | ○ | X |
| 日本語の使用 | ○ | ○ | △ | X |
| 3ds Maxでの利便性 | ○ | ○ | △ | ○ |