チュートリアル / 天睛技〜画龍の3ds Max テクニック〜
二ノ壱〜ドラゴンを複数人で作るワークフロー デザイン&Vコンテ〜

2015.07.13

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MAX の MAX による MAX のためのコラム第二段です。プロジェクトによって仕事の連携は様々ですが、MAX を使用した連携をやっていきたいと思います。全4工程で数人で作品を作る場合のワークフロー、分担にも注力をおいています。今回のモチーフはドラゴン。

ポイント
デザイン、アートワーク:作品のキーになるイメージを MAX を使用して簡単に作成していきます。
Vコンテ:各カットの構成を一度、簡単なモデル、アニメーションで再現します。
分担の確認:分析したパートをそれぞれの得意な分野で仕分けしていきます。

メイキングムービー

Artwork

画龍 早野氏によるArtwork

1. 創り始め。
まずアイデア、構想、かかせませんね。
私も作品を作るときこの時間を一番大事にしています。とくに寝る前にタブレットで世界中のネタを探しにいく旅が最高です。
全てのものづくりにおいて、観察、これがとても重要な要素だと思います。
昔は本屋で一日中立ち読みしていたこともありましたが、本当に良い時代になりました♪

画龍 早野氏によるArtwork

2. ドラゴンのベース形状はとてもシンプルな形を作成しています、今回は装飾、結構好きです、ディティールつけていくのは。
ドラゴンベースのモデリングを詳しく知りたいかたは是非、こちらへ。
http://school.dhw.co.jp/p/cgheroes/#max

画龍 早野氏によるArtwork

3. 装飾はとりあえず早くイメージを仕上げるために、スプラインを駆使してつけていきます、また、Clone 等のコピーする Plugin も活用していきます。
実際、重くなるとか、後のことはこの時点では全く考えません笑。

画龍 早野氏によるArtwork

4. モデルのイメージと同時並行で、質感、シーンのカラーイメージもすすめます。こんな雰囲気のムービーにしたいと、リファレンスを作成するのですね。ここまでで訳4~5時間くらいでしょうか。

Vコンテ

画龍 早野氏によるVコンテ

1. お次はコンテですね、これがムービーの設計図になり、とても重要です。
今回はモデルをしあげてしまっているので、いきなり V コンから作成します。
2016からの機能、カメラシーケンサーを使用して、カットを MAX 上で決めながら作成しました、凄い便利ですね!

画龍 早野氏によるVコンテ

2. V コンテ作成は細かいアニメーションやライティングはあまり考えません。
それよりも全体の流れ、バランスを考えながら作成していきます。今回の重要なところは小さなパーツからどんどん増殖して出来上がっていく、飽きさせないアングル、アップカット、全尺の調整が重要になってきます。

画龍 早野氏によるVコンテ

3. 分担作業が実は結構な要になりますね。
作戦でも戦略、配置が重要なように、お仕事でも誰がどこにむいているのか?
余力があるのか?を常に把握しながらやっていきます。
監督が同じチームでよく作品をつくりますが、コントロールのしやすさ、イメージの共有などできるからでしょう。
それに気の知れた仲間と作成するのはとても楽しいものですね。

Script & plugin

GREEBLE

GREEBLE

こちらの FreePlugin はオールド MAX ユーザーにはなじみ 深い Plugin だと思いますが、メカっぽいディティールを簡単に追加してくれるものです。
簡単な背景のビル、街なども作成できますね。
結構、使用頻度が高い Plugin の一つです。

ダウンロードサイト
http://max.klanky.com/plugins.htm

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