ゼロから始めるMAYAアニメーション
金野 義徳
アニメーションディレクター
大学を卒業後、高等学校教員や警視庁警察官として世のため人のために働いていましたが、理不尽な雑務に追われる日々の中、生徒に進路指導をしていてふと思ったのです。
「自分が犠牲になるんじゃなくて本当に好きなことを本気でやったことが世のため人のためになったら良いんじゃないか?」
一念発起して専門学校へ通い、CG業界にデビューしたのが35歳を過ぎた頃でした。
現在は専門学校の恩師でもある須藤社長率いるオプティカルフォースで恩返しの真っ最中です。
普通じゃない人生を歩んできたからこそ断言できます。CG制作はめっちゃ楽しい!
HP:https://www.opticalforce.co.jp/
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第6回(最終回):カメラを動かしてみる。
学生の就職作品では一生懸命キャラクターのモーションを作り込んだものはたくさん見かけるのですが、カメラワークをアピールしている作品は少ないように感じます。私も学生の頃はカメラワークに対する知識もこだわりもなく、現場に出てから学ぶことが多かったです。一番大変だったのが某ポケットに入る系モンスターのTVアニメでカット制作をしていた頃でした。業務内容に3Dキャラクタ・・・
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第5回:HumanIKを動かしてみる。②
今回の目標は人のキャラクターに簡単なモーションをつける基本を覚えることです。HumanIKはMAYAに標準搭載されているコントローラーです。キャラクターモデルを動かすためにはジョイントを仕込んでHumanIKのコントローラーにアサインする必要があります。今回は既にHumanIKで操作できるように調整したモデルをこちらからダウンロードしてモーションを付けていき・・・
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第4回:HumanIKを動かしてみる。①
今回の目標は人のキャラクターに簡単なモーションをつける基本を覚えることです。HumanIKはMAYAに標準搭載されているコントローラーです。キャラクターモデルを動かすためにはジョイントを仕込んでHumanIKのコントローラーにアサインする必要があります。今回は既にHumanIKで操作できるように調整したモデルをこちらからダウンロードしてモーションを付けていき・・・
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第3回:リアルな動きに見せるコツ!
今回はリアルで説得力のあるモーションを作るための大事なポイントを理解することが目標となります。アニメーションの原則なんて聞くと難しそうに聞こえてしまいますが、身の回りで起きている様々な物体の動きを意識して見てみれば当然の内容ばかりです。チュートリアル動画と同じシーンデータを触りながらコツを掴みましょう。
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第2回:ペアレント化とコンストレイントを理解する!
今回の目標は、キャラクターがボールを掴んで他の場所に置くというモーションを作れるようになることです。ボールを掴んだ際に、手の動きに合うようボールを移動させてキーを細かく打つのはかなり大変です。このような何かを追従させるモーションを作るときに必要になってくるのがペアレント化とコンストレイントです。
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第1回:跳ねるボールのアニメーションを作ってみる!
みなさん、はじめまして。これから6回に渡ってMAYAでアニメーションを作成するためのコラムを書かせていただくことになりました、株式会社オプティカルフォースの金野と申します。 私自身もまだまだ経験不足で、コラムを書きながら新たな発見をしては学んでいるところです。 限られた枠でのコラムですので、内容は基礎が中心になりますが、読んで良かったと思えるようなものになる・・・