レンダリング ソフトウェア

機能
Arnold 2025 (7.3.1) リリースのご紹介
Arnold 2025 (7.3.1) リリースの新機能によって、レンダリングにおけるアーティストの創造性と効率が向上します。 プログレッシブ ディザード サンプリングのサポート、OpenColorIO や MaterialX、USD などのオープン スタンダード対応の更新が行われています。MaxToA および MtoA プラグインのユーザーは、Arnold 7.2.5 以降に搭載された改善点も享受できます。
機能ハイライト
イメージャ プラグイン API
イメージャ向けのAPIが公開されました。これにより、カスタムやサードパーティーのイメージャを実装出来るようになりました。(7.3.1)
自動ノイズ除去
MtoA や MAXtoA のプラグインは新規シーンに対して、Intel Open Image Denoiser (OIDN) を利用した自動ノイズ除去をサポートしました。既存シーンには影響せず、設定で無効化も行えます。
プログレッシブ ディザード サンプリング(ProgressiveDitheredSampling)
プログレッシブおよびアダプティブ レンダリングでディザードサンプリングがサポートされました。少ないAAサンプル数であっても、より優れたノイズ処理を実現します。
GPUレンダリングの改善
NVIDIA Optix8を用いた最適化によって、GPUレンダリングで様々な改善が行われました。起動時間の短縮、複数GPUでの優れたスケーリング、新たな機能サポートやパフォーマンスの向上などが実現しています。
グローバル ライト サンプリングの改良
グローバル ライト サンプリングがボリュームに対してサポートされるようになりました。レンダリング速度はライト数に依存しますが、ライトが数個しかないシーンでも高速化しています。
ディスタンス シェーダが正しく反射に対応
ディスタンス シェーダは、反射などのセカンダリ パスに正しく対応するようになりました。
オーバーレイ イメージャ
イメージに対して文字入力やシステム統計情報を記載可能な装飾やタグ機能をサポートしました。(7.2.5)
厚みを持ったカーブの改善
Thick mode のカーブは、平均10%(状況によっては100%)の処理高速化を実現し、クローズアップの品質も向上しました。(7.2.5)
トゥーンシェーダライトAOV
トゥーンシェーダは、AOVパラメータにラベルを持ったライトからのダイレクトライトAOV出力に対応しました。(7.2.5)
関連資料
Arnoldは単体で購入できるほか、Media & Entertainment Collectionのサブスクリプションをご購入いただけると使用することができます。30日間の体験版も使用できます。
Arnold は Autodesk® Maya®、Houdini、Cinema 4D、Katana、Autodesk® 3ds Max で使用可能です。各プラグインのリリース ノートはArnold ドキュメント ポータルでご覧いただけます。
Arnold Answers は、すべての Arnold ユーザーにご参加いただけるテクニカル Q&A フォーラムです。