Arnold

グローバル イルミネーション
レンダリング ソフトウェア
Arnold は新しいアニメーションやビジュアルエフェクト制作アーティストのために開発された、先進的なモンテカルロ方式のレイトレーシングレンダラーです。
Arnold
Arnold 6

Arnold 6 から CPU だけでなく GPU もプロダクション レンダリングに正式対応

リアルタイムのルック デベロップメントからインタラクティブ ライティングまで、Arnold GPU ならユーザのワークフローがスピーディかつパワフルになるため、反復サイクルとレビューにかかる時間を短縮できます。CPU と GPU をシームレスに切り替えてレンダリングできるので、柔軟性の高い制作環境を実現。ジャンルや分野を問わず、アーティストやスタジオの作業効率を向上させることができます。Arnold 6 には必要に応じたテクスチャのロード、Open Shading Language(OSL)のサポート強化、OpenVDB ボリューム、新しい USD コンポーネントといった新機能も搭載され、購入方法もより簡単になっています。

課題

  • 時間のかかる反復サイクル

    時間のかかる反復サイクル

    バッチ バッチ レンダリングを実行して最終的な仕上がりを確認するには時間もコストもかかります。プレビュー表示を基に最終イメージを推測しながら作業したくはありませんか?

  • 複雑なプロジェクトの管理

    複雑なプロジェクトの管理

    データセットのサイズがますます増大し、シーン ファイルの複雑性は高まりつつあります。制作も長期化し、大型プロジェクトの受注が困難になってはいませんか?

  • 複雑な購入オプション

    複雑な購入オプション

    厳しい納期に直面している場合に複雑で時間のかかる購入プロセスが負担になることはありませんか?

インタラクティブ性の向上

GPU ベースの高速レンダリングにより、最終イメージの品質に近いレンダリングをインタラクティブなスピードで生成し、効率的に作業を進めることができます。シェーダやライティングを調整するとリアルタイムで画面に反映されるため、アーティスティックな作業に時間をかけることができます。

ルック デベロップメントで求められるスピーディな作業環境が整っているため、イメージにデノイズをかけ、プロトタイプ作成から最終的なルック完成まで素早く仕上げられます。

ライティングの作業効率も向上しており、ライティングをプレビューして問題をその場で特定できるようになりました。仕上がりを確認するために一晩かけてレンダリングし、フィードバックを受け取ってから判断するといった必要はもうありません。

インタラクティブ性の向上

柔軟性の向上

ワンクリックで CPU と GPU をシームレスに切り替えてレンダリングできます。Arnold GPU は独立したレンダラーではありません。Arnold の CPU レンダリングと同じ設定、インターフェイス、ノード、実行ファイル、コードベースを使用します。

ピクセル、機能、API において Arnold のGPUと CPU レンダリングの互換性は確保され、ユーザは固有のニーズやワークフローに最適な方式を選べます。

ワークフローの最適化を通して、修正版の納品までの期間を短縮するとともに、これまで手間のかかっていた作業を簡単に管理することができます。

柔軟性の向上

スケーラビリティ

CPU と GPU の両方のレンダリングに対応した Arnold 6 なら、ルック デベロップメントや最終レンダリングにおいてすばやく柔軟に作業を効率化できます。特に Arnold GPU レンダリングでは、アーティスト個人やスタジオでも簡単に反復作業をスピードアップしたり、必要に応じてレンダリング能力を拡張できるようになります。Arnold を使用すると、最新のテクノロジーを活用しながら、制作上の必要に応じて GPU を追加してレンダリング能力を拡張することが可能です。

Arnold は複数の GPU でのレンダリングに対応しており、NVIDIA NVLink™ テクノロジーを使用して GPU をまたいでメモリを共有することができます。Arnold GPU は NVIDIA RTX テクノロジーの活用に最適化されているため、RTX ベースのグラフィックス ボード上でよりスピーディかつパワフルなレイトレーシングが可能です。

スケーラビリティ

機能強化と Arnold GPU のサポート

3 月 に最初に発表されて以来、Arnold GPU は継続的に更新されてきました。7 月にリリースされた Arnold 5.4 では、Open Shading Language および OpenVDB ボリュームがサポートされました。今回の更新ではライト、シェーダ、カメラの機能が強化されています。Arnold GPU の最新の更新には以下が含まれています。

  • Open Shading Language(OSL)への対応向上と OpenVDB にも新たに対応
  • 必要に応じたテクスチャ読み込み
  • シャドウ マット シェーダ(Shadow Matte shader)
  • LPE (ライト パス エクスプレッション)への対応、ライトやシェーダもほぼ全てに対応
  • 全てのカメラに対応
  • ノイズの削減が向上

Arnold 6 のその他の新機能

Arnold 6 には、効率性やパフォーマンスを最大化するための新機能や機能強化が多数搭載されています。

  • 折り目のある サブディビジョンの高速化
  • 誘電体のマイクロファセットの複数散乱をサポート
  • Physical Sky シェーダの改良
  • オーレン ネイヤー拡散反射光BRDFの粗さマップが向上
  • SSSの薄い壁の粗いトランスミッション 表現が向上
  • RGBAノイズ除去のスキップ
  • より正確なアルベドAOV
  • 新たな AOV Write Vector シェーダ
  • USDコンポーネントが GitHub で入手可能 (https://github.com/Autodesk/arnold-usd)

新たな購入方法

国内オートデスクストアでArnold シングル ユーザ サブスクリプションの提供を開始しました。
https://www.autodesk.co.jp/products/arnold/subscribe

マルチ ユーザ ライセンスのご購入は、オートデスク認定販売パートナー様にお問い合わせ下さい。

月間
シングルユーザ
年間
シングルユーザ
3年
シングルユーザ
年間
マルチユーザ
3年
マルチユーザ
オートデスク
ストア
オートデスク
認定販売パートナー

新たなライセンス管理システム

Arnold 6 からオートデスク アカウントを用いたライセンス管理・認証方式にArnoldも統合されました。M&E Collection マルチ ユーザ ライセンスやArnold マルチ ユーザライセンスをご利用のお客様は、オートデスクアカウト内からArnoldのネットワークライセンスの発行が行えます。Arnoldマルチ ユーザ ライセンスには、Arnold 6に対応したARNOL_2020というバージョン記述とArnold 5 以下に対応したARNOL_2018というバージョン記述が存在します。

また、新たに Arnold License Manager がリリースされ、シングル ユーザライセンスの直感的なサインイン認証を実現しています。Arnold License Managerは、シングル・マルチ ユーザ、旧RLMの管理にも対応しており、ネットワークライセンスの参照設定もUI上から簡単に行えます。診断ログ機能も備えた使い勝手の良いライセンスマネージャです。

オートデスク アカウント方式への統合により M&E Collection シングル ユーザ ライセンスをAutodesk e-storeからご購入頂いた際に付随する Arnoldのライセンスはシングル ユーザ ライセンスとして認証が行われるようになりました。M&E Collection シングル ユーザをAutodesk e-store経由でご購入のお客様は、5台のPCまでArnold 6のライセンスをサインイン認証が行えます。Arnoldシングル ユーザのライセンス認証を行うためにはレンダーノードがインターネット接続されており、Arnold License Managerを起動が出来る環境である必要がございます。(30日毎の接続確認) また、シングル ユーザライセンスのために規約上ご利用は指名ユーザに限定されます。旧RLMライセンスが必要な場合もノードロック方式で5台までの発行対応が行われます。

認定販売パートナーからシングルユーザーM&E Collectionのサブスクリプションを購入した場合、ArnoldシングルユーザーライセンスまたはArnoldマルチユーザーライセンスのどちらかを選択できるようになります。シングルユーザーライセンスの代わりにマルチユーザーライセンスを取得するオプションは、認定販売パートナーから購入する場合にのみ使用でき、Autodesk e-storeからオンラインで購入する場合は適用されません。シングルユーザーライセンスまたは5パックのマルチユーザーライセンスのいずれかを選択する必要があり、両方を使用することはできません。

認定販売パートナーから購入した現在のシングルユーザーコレクションのサブスクリプションがある場合、マルチユーザーライセンスを引き続き使用できます。更新するサブスクリプション期間の終了時に、マルチユーザーライセンスを取得するオプションがあります。マルチユーザーArnoldのオプションは、認定販売パートナーからのみ利用できることに注意してください。

Arnoldを本格的なレンダーサーバーでご利用検討されている場合には、マルチ ユーザ ライセンスの導入をおすすめします。

関連資料

Arnoldは単体で購入できるほか、Media & Entertainment Collectionのサブスクリプションをご購入いただけると使用することができます。30日間の体験版も使用できます。

Arnold は Autodesk® Maya®、Houdini、Cinema 4D、Katana、Autodesk® 3ds Max で使用可能です。各プラグインのリリース ノートはArnold ドキュメント ポータルでご覧いただけます。

Arnold Answers は、すべての Arnold ユーザーにご参加いただけるテクニカル Q&A フォーラムです。

今すぐ始めましょう!

スタートはとても簡単。Arnold を 30 日間無償でお試しください。

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