レンダリング ソフトウェア
機能
Arnold 7.1 のご紹介
今回のアップデートでは、NVIDIAのOptiX 7 Denoiserへの対応、Triplanarシェーダのサポート、USDフォーマット関連のさらなる改善、および、インタラクティブレンダリングの効率化などが実装されています。
OptiX 7 Denoiser
NVIDIA社のOptiX7Denoiserを使用すると、GPUを利用した素早いレンダリングが可能です。
また、複数のAOVレイヤーに対しても一貫性を持ったノイズの除去がサポートされており、合成のワークフローで力を発揮します。
Triplanar シェーダ
Triplanarシェーダを使用すると、UVマップを使用せずに6面からテクスチャ投影が行なえます。うまく活用することでユニークな効果を手軽に表現することが出来ます。
USDフォーマットへの対応強化
USDプロシージャルとHydra Render Delegateへの対応が強化され、さらに安定したUSDレンダリングパイプラインの構築が可能になりました。
インタラクティブ レンダリングの効率化
イメージャやAtomosphereシェーダを含むシーンにおけるインタラクティブ レンダリングのパフォーマンスが、CPUとGPUレンダリングの両方で最適化されています。重たいシーンで作業する場合にもより快適にレンダリングのプレビューが行なえます。
その他
このバージョンでは、MaterialX 1.38.3やAlembic 1.8.3、OIIO 2.4.0のオープンスタンダードへの対応と共に、安定性向上のための70項目を超える修正が行われています。
Arnold 7.1をご利用頂くには、2023用のArnoldライセンスが必要です。NVIDIA社のグラフィックスドライバーは、ver.495以上をインストールしてご利用下さい。また、サードパーティ製プラグインについては再コンパイルが必要となります。
関連資料
Arnoldは単体で購入できるほか、Media & Entertainment Collectionのサブスクリプションをご購入いただけると使用することができます。30日間の体験版も使用できます。
Arnold は Autodesk® Maya®、Houdini、Cinema 4D、Katana、Autodesk® 3ds Max で使用可能です。各プラグインのリリース ノートはArnold ドキュメント ポータルでご覧いただけます。
Arnold Answers は、すべての Arnold ユーザーにご参加いただけるテクニカル Q&A フォーラムです。