トレンド&テクノロジー / AREAギャラリーアーティスト
第17回:Matias Toloza Salech
- Arnold
- Maya
- コラム
今月のAREAアーティスト特集はアーティストのMatias Toloza Salech(マティアス・トロサ・サレッチ)さんをご紹介します。Matiasはチリのサンチアゴを拠点に活動する3Dジェネラリストです。3DアニメーションとVFXの学士号を取得した後、過去6年間フリーランスとして活動しています。最近、CineLight Academyで3Dコースを受講し、自分のスキルを次のレベルに引き上げました。
仕事としてやりたいのはこれだ!と思った瞬間は?
子供の頃からゲームや映画が好きだったんです。World of WarcraftやStarcraftをたくさんプレイして、シネマティックがとにかく好きでした。Wrath of the Lich Kingが公開されたとき、自分のキャリアはこれでいいんだと思いました。
作品にインスピレーションを与えるものは何ですか?
より良いアーティストになりたいという欲求と、世界の新しい見方を発見したいという欲求です。
ワークフローはどのようなものですか?
私のワークフローは、取り組むプロジェクトによって異なります。まず、参考となる画像を調査することから始めます。それからMayaでプロジェクトを開き、3Dモデルを作成し、UVを作成し、ライトリグを作成し、ライティングを合わせます。それができたら、そのモデルをSubstance Painterでテクスチャリングし、TIFFファイルとしてエクスポートします。その後、Mayaに戻ってシェーダーを使い、Arnoldでレンダリングし、最後にNukeでコンポジットして終了です。
ご自身のプロジェクトで最も誇りに思っているものは何ですか。
学校に戻ってから、たくさんの新しいプロジェクトに取り組みましたが、どれも誇りに思っています。中でも「Buzz Lightyear」は、非常にチャレンジングなプロジェクトだったので、特に印象に残っています。バズは業界で最も知名度の高いキャラクターの1つであるため、うまくいかなければならないというプレッシャーがありました。でも、その出来栄えには、とても満足しています。
これからキャリアをスタートさせる3Dアーティストに、何かアドバイスはありますか?
ディテールが違いを生みます。だから、常に参考画像を使い、目を研ぎ澄ましておくことです。
そして、目標を達成したいのであれば、決してあきらめずに努力することです。何があっても、自分を信じることです。いつの日か、自分が望んでいた場所に行けるはずです。
マティアスの作品をもっと見たいですか?
本社AREAのギャラリーでは、3ds Max、Maya、Maya Creative、Mudboxなどのオートデスクのソフトウェアを使用したCGアーティストの最高の作品を展示しています。このコラムでは、その中の優秀な作品と作家を日本語にてご紹介します。あなたの作品もアップロードして、AREAコミュニティで共有しませんか?
*作品のアップロードには、Autodesk Accountが必要です。