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Maya 2019.1新機能概要

下記の機能はMaya 2019.1で追加されたものです

レンダーセットアップとライトエディターの改良

レンダーレイヤー内で、ライトアトリビュートをオーバーライドすることで簡単にライトの追加や無効化を行うことができます
Add lights to a layer by entering an expression or by selecting and clicking Add in the Lights collection
ビデオ

・ライトの有効・無効はEnable or disable
アトリビュートのオーバーライドはoverriding its enable attribute

・ライトのコレクションからはOverride both light transform and shape nodes

・ライトコレクションの中身を調べるときはView Allをクリックしてください

Adjusting multiple lights シーン内の複数ライトの調整が容易になりました。選択している複数ライトに対して同時に同じ値をセットできます

ライトエディターが高速になりました。プロパティーエディターでスクロールするときに一度に20アイテムまでをロードするようになりました。それ以上が必要な場合は都度ロードします。

代替手段としてoverriding members of a set が可能になりました。トランスフォームのセッティングのように、コレクションフィルターを使用して追加やセットができるようになりました

キャッシュプレイバック

タイムスライダーからキャッシュのフラッシュ機能

Time Slider（タイムスライダー）から右ボタンクリックでキャッシュのフラッシュができます。右クリックしキャッシュプレイバック > フラッシュキャッシュAnimation Controls menu. キャッシュのフラッシュに関して詳細な情報はCached Playback Status Line states の中のtheInvalisationのセクションをご覧ください

スムースメッシュプレビューのサポート

新しいCached Playback Preference, アニメーションモデルでSmooth Mesh Preview を無効化することができます。スムースメッシュプレビューを無効化することでサブディビジョンの結果のみキャッシュされることになり、結果的にキャッシュプレイバックの実行時のスピードが向上します
この設定は最初から有効になっています
この設定はSmooth Mesh Preview の通常の表示に影響は与えません

キャッシュプレイバックホワイトペーパー

キャッシュプレイバックの詳細な情報はMaya Cached Playback whitepaperをご覧ください。このドキュメントはリガー、テクニカルアーティスト、プラグイン開発者にとって有益な情報を持っています。キャッシュプレイバックのアーキテクチャーを理解することでMayaのパフォーマンスを改善することができます。

アウトライナー高速化

新しいInterface Preferenceでアウトライナーは高速化されました。オブジェクトを選択したり展開するときに高速化されました。以前は大量のオブジェクトやフェースの量が多いとスピードが低下していました
アウトライナーのオプションを有効にしてくださいInterface Preferences パフォーマンスが向上します

評価ツールキット

Evaluation Toolkit (評価ツールキット)に新しいトラブルシューティング用のツールが提供されました。デバッグのセクションです。Launch Scene Lint windowです。このツールはシーン内を解析し、有効でないプロセス、例えばフラットなアニメーションカーブや使用されていないExpressionなどを発見することができます

プロファイラーの見方

Profiler のドキュメントに二つの新しいトピックが追加されました。シーン内のパフォーマンス低下を探る方法に関して解説しています。一つ目のトピックはProfiler colorsです。それぞれの色分けがどのような意味を持っているのか解説しています。二つ目はProfiler interpretation examplesです。異なったプロファイラーのスナップショットを取り上げイベントを解説しています。