
3ds Max 2026.2 リリース
3ds Max 2026.2 がリリースされました。
このリリースには、USD for 3ds MaxやArnoldの更新が含まれます。
新機能情報の詳細はヘルプドキュメントの「3ds Max 2026.2 Update の新機能」からご確認いただけます。
その他修正された項目、並びに既知の問題はリリースノートをご確認ください。
USD for 3ds Max 0.12
USD for 3ds Max 0.12 では、3ds Max シーンから USD ステージにオブジェクトを送信できるようになりました。
Duplicate as USD 機能を使用することで、3ds Max のシーンから USD ステージにオブジェクトを送信でき、以前にリリースされた Promote to 3ds Max Object と組み合わせて使用することで、3ds Max と USD 間のワークフローを合理化できます。
Arnold for 3ds Max 5.8.2.2
3ds Max 2026.2にはArnold for 3ds Max 5.8.2.2が付属します。
このアップデートにはパフォーマンスの大幅な向上、トゥーン シェーディングの GPU サポート、新しい HTML ベースのレンダリング統計情報レポート、および多数のバグ修正が含まれています。
詳細はArnoldユーザーガイドのリリースノートよりご確認ください。
マテリアル スイッチャとマルチ/サブオブジェクトのプレビュー
マテリアル スイッチャとマルチ/サブオブジェクトのスウォッチ レンダリングをオフにして、多数のマテリアルを使用した場合のパフォーマンスを向上させることができます。
3dsmax.ini ファイルのマテリアル(Materials)の下に、マルチマテリアルのプレビューを表示(Show MultiMaterial Previews)とマテリアル スイッチャのプレビューを表示(Show MaterialSwitcher Previews)という 2 つの新しいオプションが追加されました。
これらは、対応するマテリアルを初めて使用するときに追加されます。
既定では 1 に設定され、スウォッチがレンダリングされます。これらを 0 に設定するとスウォッチ レンダリングがスキップされます。
スキン モディファイヤのパフォーマンス改善と既定値の設定更新
[スキン](Skin)モディファイヤが、その下にあるモディファイヤ スタックのメッシュの変更に反応するときの反応性が向上しました。
密度の高いメッシュを操作する、またはトポロジに影響する調整を行う状況では、更新が高速になり、インタラクティブ性が向上していることに気付く場合があります。場合によっては、スキンが関係するシーンのロード時間にも、これらの最適化のメリットが反映されることがあります。
さらに、[スキン](Skin)モディファイヤの[リンクするボーン数の制限](Bone Affect Limit)の既定値が 20 から 5 に減らされました。この調整は最も一般的なユーザ プリファレンスを反映し、パフォーマンスの向上や、[スキン](Skin)モディファイヤを使用するシーンでのメモリ使用量の削減に役立つことがあります。
*上記価格は年間契約の場合の1ヶ月あたりのオートデスク希望小売価格(税込)です。