サイエンスCG最前線!
瀬尾 拡史
代表取締役・医師
東京大学医学部医学科卒業。医師。1985年生まれ。サイエンスCGクリエーターとして「サイエンスを、正しく、楽しく。」をテーマに正確性とエンターテイメント性を兼ね備えたサイエンスCGコンテンツを制作。2009年8月に行われた全国初の裁判員裁判で証拠画像として使用された、被害者の傷の様子を説明するCG画像の制作で平成21年度東京大学総長賞・総長大賞を受賞。日本医師会、科学未来館、アップルストア、千葉大学など講演歴多数。2012年に株式会社サイアメントを設立し、ポスター、立体視映像、iPad用アプリなど、様々なサイエンスCGコンテンツを手掛ける。
Website: http://www.sciement.com/
Facebook: http://www.facebook.com/SCIEMENT
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第7回:SimulationとVisualization(後編)
SimulationとVisualizationの違いやそれぞれの役割などをシーグラフ 2015でBEST VISUALIZATION OR SIMULATIONを受賞した「マルチスケール・マルチフィジックス心臓シミュレータ UT-Heart」を通して考察します。
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第6回:SimulationとVisualization(前編)
SimulationとVisualizationの違いと、この2つがぴったり連携出来ることで医学やサイエンスの世界がどう変わり得るか?をシーグラフ 2015でBEST VISUALIZATION OR SIMULATIONを受賞した「マルチスケール・マルチフィジックス心臓シミュレータ UT-Heart」のコメント・感想から紐解いていきましょう。
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第5回:心臓シミュレーションを可視化する(後編)
断面を作る 今回、技術的に(ソフトウェアの仕様云々ではなく純粋に技術的に)最も難しく、且つ技術者的に最も燃え上がった部分が、心臓の断面モデルを作る部分でした。 今回のCG映像の中に、さりげなく何度も心臓の断面が出てきますが、実はこれが結構大...
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第4回:心臓シミュレーションを可視化する(前編)
約1年ぶりの寄稿となってしまいました、サイアメントの瀬尾です。 かなり大変だったプロジェクトが先日無事に公開されました。今回は、まさにサイエンスCGの最前線である「データの可視化」について、このプロジェクトを通じて掘り下げてお話しします。...
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第3回:裁判員制度での3DCG
東大在学中に3DCGを用いた何かを成し遂げたい 大学1年生の冬から大学2年生の冬まで東大とデジタルハリウッドとの二足のわらじ生活を続け、気付けば大学3年生になっていました。 東大では、3年生になると学生の多くが駒場キャンパスから本格的に本...
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第2回:「サイエンスを、正しく、楽しく。」サイエンスCGクリエーターになるまで その2
まず始めに、更新が非常に遅くなってしまったことを心からお詫び致します。医師としての病院の仕事を最優先に生活しているのですが、思った以上に忙しい日々が続き、きちんとした文章を書くための時間をなかなか確保することが出来ませんでした。大変申し訳あ...
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第1回:「サイエンスを、正しく、楽しく。」サイエンスCGクリエーターになるまで その1
「サイエンスを、正しく、楽しく。」 「サイエンスを、正しく、楽しく。」 私が中学生の頃から思い描いてきた夢です。 はじめまして。今月からArea Japanにて本コラムを書かせて頂くことになりました、株式会社サイアメント代表の瀬尾拡史(...