チュートリアル
Mayaの標準機能だけでリグを作るテクニック
宮本 浩史
株式会社ABCアニメーション
監督
監督
日本電子専門卒業後、スクウェア・エニックス、プロダクションIG、東映アニメーションを経て2020年に株式会社ABCアニメーション入社。 近年は演出業務が中心になりましたが、実作業を兼務するプレイングディレクターであり続ける事をモットーに日々新しい表現を模索しています。 これまで様々な案件でリグの試行錯誤をしてきましたが、自分がメインのスタジオを立ち上げるにあたり、集大成のフレームワークを作りたいと思いARSの開発を初めました。 今後は様々な会社様と協業していく予定となっており、ARSの実用化や進化をお伝えしていきたいと思います。
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第3回:アニムピッカー
第三回目にしていきなり補助ツールのお話が割り込んでしまいますが、今回は急遽ピッカーのお話をさせてもらいたいと思っています。アニメーターがコントローラを選択する際、様々な理由でビューポート上のギズモではなくパネルGUI上からコントローラを選択したいというケースがあるかと思います。
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第2回:手のセットアップ(リギング)
特に質問の多かったのが「手」と「顔」についてです。そこで、今回は「手のセットアップ(リギング)」について掘り下げていきたいと思います。前回の内容はややコア過ぎたため、今回は学生さんや初心者の方でも生かせる実用的な内容にしていきたいと思います。
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第1回:モジュラーリギングシステム「ARS」概要
皆様はじめまして。今回リグのコラムを書かせて頂くことになりました、ABCアニメーションスタジオの宮本と申します。弊社で運用予定のリグシステムは現時点ではプラグインレスで開発をしており、異なるパイプライン、会社間でも再現性が非常に優れたものとなっております。「Mayaってプラグインをたくさん開発しないといけないんでしょ?」と思っている方も多く、今回の記事で少し・・・