美大生がMayaで描く背景映像の世界
放送日
卒業制作として発表された「empty city」がネットで大きな話題に。CGWorld主催の学生コンテスト「Who's Next」でもグランプリを受賞している映像作品だ。作者の松島友恵さんは、CGを始めてわずか2年半というから驚きである。圧倒的な物量で描かれた世界観は、一体どのようにして作ることができたのか。学生の間に何をどのように吸収してここまで辿り着いたのか。彼女が師匠と呼ぶSAFEHOUSE鈴木卓矢氏をゲストに迎え、MayaやSubstance Painter、V-rayなどの実演を交えて詳しく解説してもらいます。
受講対象
- CGに興味がある学生の方
- エンターテインメント業界にてゲーム開発や映像制作に携わっている新人の方
- オートデスク、メディア&エンターテインメントのCGソフトウェア(3ds Max、Maya、MotionBuilder)ユーザ、または、その購入検討者の方
スピーカー
松島 友恵 氏
株式会社SAFEHOUSE
背景アーティスト
背景アーティスト
1997年生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒業。2年次に受けた 3ds Max の講義で初めて3DCGを学び、アニメーションや映像作品を制作。大学在学中に鈴木卓矢さんに師事し、3DCGを用いた背景作りを基礎から学ぶ。2019年4月に背景モデラーとしてSAFEHOUSEに入社。
鈴木 卓矢 氏
株式会社SAFEHOUSE
取締役/モデリング・スーパーバイザー
取締役/モデリング・スーパーバイザー
1980年生まれ。大学卒業後、スクウェア・エニックス ヴィジュアルワークスに入社。その後、アメリカに渡りBlizzard EntertainmentのCinematics Divisionでシニアアーティストとして背景デザインからモデリングまでを担当。2014年に活動の場を日本に移し、都内のCG制作会社にてEnvironment&Propsのモデリングスーパーバイザーとして勤務。2018年、ドイツでリアルタイム映像制作で活躍しているアートディレクターErasmus Brosdauと共同で日本にCGプロダクションSAFEHOUSEを設立する。自身のさらなるスキルアップのためにフリーランスの背景モデラーとしても、実写、フルCG、アニメなど幅広く活動中。