3DCGの導入で制作業を強化し、印刷業務も拡大する!
印刷業務の強化と新規サービスの導入は、事業の安定化に不可欠な課題であり、調査/検討を常に行っています。そんな調査からDTPやデジタルカメラに次ぐ【新しいデジタル化】として3DCGによる写真制作があることがわかりました。
詳しく調査をしたところ、この3DCGによる写真制作は【撮影ビジネス】に比べ約1/10という低い投資で行える上、写真制作を行うことでその後の【印刷】を受注しやすくなる営業効果が期待できることがわかりました。【撮影ビジネス】は印刷へつながる営業効果の高さから以前より検討に上がっていましたが、これを好機ととらえ3DCGの導入を決定しました。
導入に当たっては、製版部門から写真に詳しいスタッフを中心に、3DCGソフトの習得に取り組ませました。これは3DCGにはレタッチや写真の知識が必要とされるため、業務が縮小している製版
部門が担う新たな業務として最適だと判断したためです。
次に、制作部門が形になってきたところで、営業部門に「3DCGサービスの営業ツール作成/営業マン教育など」の営業活動準備を開始しました。
そして制作面・営業面が整ったところで、従来より取引のあった製造メーカーへの営業を行い、カタログの一部の写真を3DCGで制作する仕事を受注しました。
今後の展開は、3DCG写真の受注件数を増やすこと、Webや他の販促物の受注へとつなげる営業活動を実施する予定です。
3DCGは写真撮影と同様な品質で静止画を制作できます。そのため多くの企業が宣伝媒体で利用し始めています。またオリジナルの3DCGデータを流用し動画も制作できるので、イベント/Web/デジタルサイネージなどへの流用が盛んです。
3DCG制作ではソフトウェアの習得だけでなく、写真や広告に関する知識が要求されます。そのため製版/印刷業務で培った経験を生かすことができます。