製品検討に必要なモックアップを1/2に削減!
開発効率がさらに向上!
開発効率がさらに向上!
販売が短期間で落ち込む今の時代では、新製品をより短期間で投入して対応しなければいけない。私たち開発現場では【開発効率の向上】を常に求められています。
しかしCADの導入も終わり、これ以外の手法を使って効率化を進める必要が出てきました。そこでせっかく作ったCADデータを2次活用して、検討用に制作していたモックアップを削減する手法を導入しました。
いくつかの3DCGソフトを検討した結果、開発初期段階はリアルタイムレンダラーとソフトを、開発後期の最終決定段階はハイエンドの3DCGソフトを、採用することになりました。その理由は、開発初期段階ではそれほど高い精度は求められない反面スピードが要求されます。そこでCADデータの変換に優れ、質感や環境を瞬時に切り替えられることが条件に出されました。高速なレンダラーを使うと短時間で画像を確認することができ、モックアップでは数日かかっていた日数を削減することができました。
一方、開発後期では発売する商品と変わらない、非常にリアルな見た目が要求されます。実際に手に取れるモックアップに代わるものなので品質が心配でしたが、本物を撮影したのと変わらない品質に驚きました。モックアップに変わる品質が得られたので、どうしても手に取る必要がある時や複雑な素材を試す時以外のモックアップを削減したところ、モックアップ制作費を1/2に減らすことができました。
Autodesk® Maya®, Autodesk® 3ds Max® はリアルに製品を再現し、製品以外の背景も作り出すことができます。またライティングやアニメーション制作に優れているため、イメージ写真やアニメーションの制作が可能です。