東映株式会社の一組織であるツークン研究所では、映像文化に新しい技術を取り入れることで、どのような未来が生み出せるのか、また生み出した映像技術の未来を、どのようなフィールドで活かすことができるのか、今までの慣習や業界の垣根を越えて追求しています。
本セッションでは、BLK360（レーザースキャナー）による空間スキャンの撮影手法やデジタルモデルに変換するデータ作成について、また、デジタルヒューマンやUnreal Engine 4（UE4）、AR/VR、バーチャルスタジオシステムLiveZ（ライブズ）など、現実空間のキャプチャを実現してあらゆる分野で活用できる革新的なビジュアライゼーションについてお話します。

建築業界におけるCG技術の高度化・多様化（BIMやコンピューテーショナルデザインなど）に伴い、ビジュアル制作の表現手法や表現領域は変化しました。この背景を受けて、従来のビジュアル制作では対応できないニーズが増加してきた為、我々はその時代変化に目を向ける必要が出てきました。本セクションでは様々な事例を交えながら、建築ビジュアライゼーションがもたらした変化とこれからの展望についてお話し致します。

建築・建設において、多数のデータを運用するケースが多いと思われます。
そのデータを如何に相互活用しているかを弊社の事例と交えながら紹介します。
今すぐにでも取り入れられるTipsや、業務改善・問題解決に繋がる講演です。

隈研吾建築都市設計事務所では、建築と自然の融合を目指し、建築とそれがたつ「場所」とを深く、豊かにつなぐことをめざしています。そして、その「場所」が与えてくれる、木、石、紙などの自然素材を用いて、建築にあたたかさ、やさしさを取り戻したいと考えています。それらをCGを用いて表現することが私たちCGチームの目標です。本セッションでは最近作成されたCGの事例をお見せしながら、どのような表現を目指しているかをご紹介させていただきたいと思います。

アマナデジタルイメージングによる 3ds Max + Vray を使用したフォトリアルな背景ビジュアライゼーションを、実際の自動車CM制作の事例を交えながら、解説いたします。
ビジュアル制作会社だからこそできるフォトリアルにするためのTipsなどをお話します。