チュートリアル / みんなで使えるビジュアルコミュニケーション!〜そのチカラとShowcase〜
第1回:コミュニケーションって!?

更新日 2010.06.10

はじめまして。関屋多門です。今回からShowcaseの話をメインにビジュアライゼーションについての連載をやらせていただきます。この連載の目的は「DesignVisualizationってなんですか!?」と思っている方,「Showcaseってどう役立つんですか?」と思っている方に向けて発信しています。また、既存のShowcaseユーザにはちょっとした利用のポイントを提供できる場にして行きたいと考えていますのでよろしくお願いします。

仕事をする上であなたの“考えを伝える方法”はなんでしょうか?いわゆるコミュニケーションの方法です。

いちばん簡単なのは“言葉”だと思います。自分の頭の中にあるアイデアをすぐに言葉にして伝えることができます。しかしながら、すべての人の顔や性格が違うように私の頭の中にあるアイデアを言葉にして説明しても相手の方に同じモノを想像してもらえているか分らないですし、形として残らないのであとから議論を交わす際にまた話を掘り返す時間がかかってしまいます。皆さんも経験があると思いますが奥さん、旦那さん、彼氏、彼女が言っただの言わなかっただの「犬も食わぬ・・・」ってことになりかねません。

そこで人間は数千年前から絵を発端に文字を生み出し、継続的に伝えること、またそれを見返すことができるようになりました。時を経た今では言葉や絵や文字、に加えて、アイデアスケッチ、図面、2次元ドローイング、3次元モデル、モックアップ(試作品、クレイモデル、硬質発泡モデル、紙モデル、3次元プリンターなど)、プレゼンテーション作成ソフト、動画、多くの方々が仕事をする上でコミュニケーションを円滑に進めるため、視覚的に表すことをあらゆる場面で活用していることは皆さんもすでに周知のところでしょう。

しかしながら、スケッチや図面、モックアップにはメリットもあり、デメリットもあります。スケッチは伝達スピードだけ考えると、工数は少なく概要を伝えるには効果的ですが、詳細を伝えるにはあいまいな点が多く意思決定の手段としては役不足です。図面では熟練した設計者間ではとても便利な方法ですが限られた担当者間でのコミュニケーションツールとなります。モックアップはモノによっては完成品に近い情報量をもち、コミュニケーションツールとしては問題ないですがコスト面がネックとなります。正確さとコスト面の問題をクリアにする1つの方法として、3次元の設計モデルを活用するリアルタイムビューアがあると考えます。

アイデアスケッチは正確性が必要


01_whatscommunication_02.jpg

試作品はモノによりコストが課題



プロジェクトに関わる多くの人が同じレベルで理解をして、コトとモノを進めることは仕事の量(工数)の削減に直結して、コストの削減につながります。

私はShowcaseの製品説明の際にビジュアライゼーションの効果を理解して頂く為の一例として食品サンプルの話をします。この点について深く考える人は少ないと思いますが・・・。


例えば、高級フレンチレストランに入って文字だけのメニューを見て食べるものを決める際と、庶民的な話になりますが定食屋的な店頭に飾られている食品サンプルを見て食べるものを決める際を比べてみると、その情報量の違いは歴然です。一見して、そのボリューム感、付け合わせ、自分の好み、価格を頭の中で精査して「今日のランチはこれでいこう!」と意思決定を促すのは、やはり食品サンプルを見た方ではないかと思います。フレンチで食品サンプル用意されても雰囲気ぶち壊しというような議論もあると思いますが・・・。

しかしながら、この“見える力を利用すること”は製造業の世界でも同じ効果が得られるのではないかと考えます。

つい最近の話ですがShowcaseを導入いただいて2~3か月のお客さんがこんなことをおっしゃっていました。

「よくこの手の製品のうたい文句で“誰でも簡単にご利用いただけます。”ってあるじゃないですか!?Showcaseの購入検討していた頃はShowcaseもたぶん同様の製品だろうなと思っていましたが、導入後、“ホントに簡単にリアルな絵が作れるだなぁと感心しました”。」と。

リアルに見せること、正確に伝えることはコミュニケーションギャップを少なくする意味で大切な要因の一つですが、コミュニケーションの方法として時間をかけていてはコミュニケーションツールとして機能しなくなり、ただ、その事案をきれいに表現するためだけのツールになってしまいます。

Showcaseを使用して作成した動画



最後に、前述のShowcaseユーザさんの言葉にもあったようにShowcaseは触って、見て、体験してもらうことでその利便性を理解いただけると思います。現在、製品サイトより体験版をダウンロードいただけますので是非ご利用いただきたいともいます。

第1回は「コミュニケーションって!?」ということで独断と偏見で書かせてもらいました。次回からはShowcaseについても少しづつ話していきたいと思います。

それでは次回、また見てください。よろしくお願いします。

>Showcase製品サイトからの体験版ダウンロード
更新日 2010.06.10
著者プロフィール
関屋 多門
関屋 多門
オートデスク 製造ソリューション
大学卒業後、米国のデザインオフィスにて工業デザイナーとしてコンシューマ製品企業の先行開発デザインなどに携わる。旧Alias社に入社後、アプリケーションエンジニアとしてデザインCAD製品を担当。現在はオートデスク東京オフィスでソリューションエンジニアとして勤務。製造ソリューション部門でShowcaseをメインにビジュアライゼーションに関わる案件を担当。
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