トレンド&テクノロジー / PERCH長尾の知っ得!デザインビズ必読ポイント!
第2回:広告業界がデザインビズに注目!『基礎から始める3DCG広告写真』セミナーリポート

更新日 2009.06.30

01_IMG_2.jpegこんにちは、パーチ長尾です。

5月26日に雑誌『コマーシャル・フォト』(玄光社)さん主催で、Design Visualizationセミナーを開催しました。
フォトグラファーと広告クリエイターの方のための専門誌ですが、今回は『3DCGによる広告写真制作』というテーマで、カメラマンの撮影ノウハウを3DCGに加味していく『3DCGフォトグラファー』という仕事の視点からお話ししました。CGクリエイターさん、カメラマンさん、建築ビズ制作会社の方、グラフィックデザイナーの方、メーカーの開発部の方など、たくさんの方に参加いただきました。

3DCGによるビジュアル制作は、10年ほど前から、自動車や住宅、キッチンメーカーから始まり、3DCGならではのメリットやメーカー内の事情から、現在、様々な業界が『広報宣伝用ビジュアル』として活用しています。
広告業界の方も注目するようになったのは、撮影件数が年々減ってきているという事実、3DCGソフトの著しい進化、3DCGで制作された広告事例が増えたこと、また昨今では商品(モックアップ)が撮影に間に合わないことが多く、制作時間が短くなっているなど、従来のやり方では対応しきれない問題が出てきたからです。
セミナー構成は、デザインビズ業界の現状、CG制作の基本的な話、最適なソフトの紹介、お役立ちサイトの紹介、質疑応答という流れです。

参加された方々が特に興味を引かれていたのは、『3DCGによる広告写真(3DCGフォト)が広報宣伝用ビジュアルとして使われるということは、3DCGが今までの「撮影」によるビジュアルの品質を保つ、またはそれ以上のビジュアル制作が求められている』、という点です。そうでないと広告主も納得しません。
広告業界がデザインビズに注目しているのも、3DCGの品質が上がり、またWebや動画に応用できるなど、現代のコマーシャル手法に3DCGなら対応できるからです。

02_scene.jpeg

『3DCGフォト』や『フォトライク』という言葉があるように、いま3DCGは『写真』として、広報宣伝用ビジュアルに使われています。3DCGを使うと、モックアップの代わりにCADを使ってコスト削減になるとか、静止画/動画のマルチユースが実現するとか、3DCGだから可能になった「海外でのシチュエーションシーンの考察」など、広告主にとって3DCG化のメリットはたくさんあり、広がってきている理由が分かります。

では今後、ビジュアル制作の現場ではどんな人材、制作手法が求められていくのでしょう。

『3DCGフォト』はカメラマンさんのライティングノウハウと、CGクリエイターさんのCGソフトの知識で完成します。冒頭の『3DCGフォトグラファー』は、これまでのノウハウ+3DCGによるビジュアル制作をするための新たなポジション、更なる進化を問われています(*『魅力的な3DCGフォト』を作るポイントについては、このコラムの第1回をご覧ください)。

今回のセミナーは主にクリエイターの方に向けた内容でしたが、次回のコラムでは、パーチもモデレーターとして参加したAutodesk Solution Day 2009の特別セッション『製造メーカー内部で制作される広報宣伝用ビジュアル』(パナソニック電工×ケンウッドデザイン×PERCH)のリポートをお届けします。
製造メーカー内で広報宣伝用ビジュアルを3DCG制作している企業2社によるパネルディスカッションは又とないキャスティングで、製造メーカーの視点から「3DCG化した理由、メリット、抱えている問題点」などをお聞きすることのできた、大変貴重なセッションでした。ご期待ください。

03_IMG_1.jpeg* 7月に広告業界でも広がる『3DCG』について詳しく分かる『印刷、写真、広告業界向けデザインビズセミナー』が、名古屋、大阪、東京の3箇所で開催されます。業界の現状や課題が見えてくる無料セミナーですので、デザインビズについて知りたい!という方は是非ご参加ください。(こちらのイベントは終了しました。)

更新日 2009.06.30
著者プロフィール
長尾 健作
長尾 健作
株式会社パーチ
大手制作会社での、デジタル化の推進、ビジュアライゼーション事業の起ち上げを担当。ビジュアライゼーション事業の起ち上げでは、営業戦略立案、人材戦略立案/組織作り/人材教育、サービス開発、技術開発、設備計画の立案など事業起ち上げに必要な全て行程の責任者として参画。独立後はビジュアライゼーション事業を起ち上げる、または拡大をされる企業様のサポートを行うコンサルティングサービスを提供。また、これまで経験から問題が起りやすい点や必要となる教育内容を解決するセミナーや、ツールを開発しています。
HP:www.perch-up.jp/

カテゴリ

トレンド&テクノロジー
トレンド&テクノロジー
チュートリアル
チュートリアル
Autodesk GAMEWARE
オートデスク クリエイティブ フィニッシング アーチスト名鑑
DEC iNews
オートデスクの業界メールマガジンを月刊でお届けいたします。
登録
Design Visualization

カテゴリ別最新記事

コラム
ユーザ事例
イベント情報

体験版ダウンロード

Autodesk Entertainment Creation Suite Autodesk Entertainment Creation Suite
Autodesk 3ds Max Autodesk 3ds Max
Autodesk 3ds Max Design Autodesk 3ds Max Design
Autodesk Maya Autodesk Maya
Autodesk Softimage Autodesk Softimage
Autodesk MotionBuilder Autodesk MotionBuilder
Autodesk Mudbox Autodesk Mudbox
Autodesk Showcase Autodesk Showcase